測定表から入射角と反射角が等しいと見いだそう
このレッスンの役割
前のレッスンでは、入射角だけを変えて反射角を測る実験を組み立てました。ここでは、測定誤差を含む結果から共通する規則を見つけます。
目標は、複数の測定値を対応させ、入射角と反射角がほぼ等しいことを根拠に、反射の法則を説明することです。
知る・理解する
反射では、入射角と反射角が等しくなります。これを反射の法則といいます。二つの角はどちらも法線から測ります。
入射角 = 反射角
実験では線の太さや分度器の読み取りにより、1°程度ずれることがあります。一組だけを完全一致させるのではなく、複数の入射角で、反射角との差が小さいかを見ます。
入射角が0°のとき、光は法線上を鏡へ進み、同じ道筋を逆向きに戻ります。この場合も入射角と反射角はともに0°です。
具体例で使う
次の測定表を読みます。
| 入射角 | 反射角の平均 | 差 |
|---|---|---|
| 15° | 15.3° | +0.3° |
| 30° | 29.7° | −0.3° |
| 45° | 45.0° | 0.0° |
| 60° | 59.7° | −0.3° |
すべて完全一致ではありませんが、差は1°未満で、入射角を大きくすると反射角も同じ程度大きくなります。この結果は、測定した範囲で反射の法則を支持します。
誤答を直して次の学びへつなげる
「二つの角を足すと90°」ではありません。入射角と反射角はそれぞれ法線から測り、互いに等しくなります。入射角40°なら反射角も40°で、合計は80°です。
一つの測定値が2°ずれただけで法則が誤りとも言えません。測定方法と反復全体を確認します。次は、この法則を使って反射光の道筋を正確に作図します。
自分で確かめよう
確認1 反射の法則を一文で説明してください。
光が反射するとき、法線から測った入射角と反射角は等しくなります。確認2 入射角が35°なら反射角は何度ですか?
35°です。二つの角は法線の反対側にできます。確認3 測定値が35°と34°なら法則に反しますか?
直ちには言えません。線の太さや読み取り誤差を考え、複数回・複数角度の全体傾向を確認します。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。