LESSON 01

反射の法則を実験・作図で捉える

入射角を変えて反射角を測る実験を組み立てよう

「反射の法則を実験・作図で捉える」第3段階。入射角だけを変える反射実験を設計します。

入射角を変えて反射角を測る実験を組み立てよう

このレッスンの役割

前のレッスンでは、入射光・反射光・法線と二つの角を区別しました。ここでは、反射にどんな規則があるかを公平に調べます。

目標は、入射角だけを変え、鏡の位置や法線などをそろえて反射角を複数回測り、再現できる記録表を作ることです。

知る・理解する

白い紙に鏡の位置を直線で記し、鏡を立てます。入射点を決め、そこに細い光を当てます。鏡を外して光線の跡を結び、入射点で法線を引いて分度器で二つの角を測ります。

変える条件は入射角、測る結果は反射角です。鏡の位置、入射点、光源、紙、測り方をそろえます。

反射角を測る実験の装置と手順 紙上の鏡、入射点、法線、光線箱からの入射光と反射光を示し、分度器で法線から角度を測る図 法線光線箱 記録する順序1 鏡の線と入射点2 細い光を当てる3 道筋へ印を付ける4 法線を引く5 法線から測る6 角度を変え反復

安全のため、強い光やレーザーを人の目へ向けません。光線箱の光を細くし、紙へ沿わせると道筋を記録しやすくなります。

具体例で使う

入射角を20°、30°、40°、50°へ変え、それぞれ反射角を3回測ります。先に予想を書いても、測定値は予想に合わせて直しません。

入射角 反射角1 反射角2 反射角3
20° 20° 19° 20°
30° 30° 31° 30°

1°程度の違いは、線の太さや分度器の読み取りによる可能性があります。値を消すのではなく記録し、全体の対応を見ます。

誤答を直して次の学びへつなげる

入射角を変えるたびに鏡の傾きまで変えると、何が反射角に関係したか分かりません。鏡の線と入射点を固定します。

また、法線を引く前に鏡面から角を測ると、別の角を記録してしまいます。次は測定表全体から、入射角と反射角の間にどんな関係があるか見いだします。

自分で確かめよう

確認1 この実験で変える条件と測る結果は何ですか?変える条件は入射角、測る結果は反射角です。
確認2 なぜ鏡の位置と入射点を記録しますか?条件をそろえ、鏡を外した後も同じ入射点で法線と光線を正確に描くためです。
確認3 測定値が予想と1°違ったら消してよいですか?消しません。測定誤差として記録し、操作や読み取りを点検し、反復した全体傾向から判断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。