LESSON 01

仕事と仕事率

物体を持ち上げる仕事を測定しよう

ばねばかりで力、物差しで力の向きへの距離を測り、直接・滑車・斜面の仕事を比較する。

物体を持ち上げる仕事を測定しよう

物体を直接持ち上げる場合と、滑車や斜面を使う場合で、必要な力と動かす距離を測ります。仕事を比べるには、同じ物体を同じ高さまで上げます。

このレッスンの役割

仕事の成立条件を、ばねばかりと物差しで測定できる形へ変えます。

前から受け取る力:力とその向きへの移動から仕事を判定する力
今回完成させる力:力Nと距離mを正しく測り、方法ごとの仕事を比較する力
次へ渡す力:道具による力と距離の交換を説明する力

知る:測定条件をそろえる

直接持ち上げと斜面の測定同じ物体を同じ高さまで直接と斜面で動かし、力と力の向きの距離を測る直接:大きい力・短い距離斜面:小さい力・長い距離

ばねばかりのゼロ点を確認し、等速で引いたときの値を読みます。距離は力の向きに動かした長さをmで測ります。

理解する:同じ高さまで上げて比較する

直接、定滑車、斜面のいずれも、同じ物体を同じ高さまで上げます。物体、上げる高さ、開始・終了位置をそろえなければ仕事を比較できません。

例で使い、よくある誤答を直そう

直接5 Nで0.4 mなら2.0 J、斜面2 Nで1.0 mなら2.0 Jです。「斜面は1 m進んだから高さも1 m」としてはいけません。仕事の距離は引く力の向き、比較する到達点は鉛直の高さです。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:ばねばかりで測る量は?物体を動かす力の大きさNです。
確認2:距離はどの方向を測りますか?測った力の向きに物体やひもを動かした距離です。
確認3:方法を比べるとき何をそろえますか?物体と、持ち上げる鉛直の高さなどです。

力と距離を組で測れば道具の効果を比べられます。次は、小さい力でも長く動かす理由を仕事の原理で考えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。