LESSON 01

仕事と仕事率

力があれば必ず仕事をするという誤解を直そう

物体・力の向き・移動・時間を確認し、仕事0や仕事率の典型的な誤答を直す。

力があれば必ず仕事をするという誤解を直そう

仕事の誤答は、力・移動・向き・時間のどれかを落としたときに起こります。式へ入れる前に、仕事が成立しているかを判断します。

このレッスンの役割

仕事と仕事率を計算できる段階から、条件を読み違えた答案を自分で修正する段階へ進みます。

前から受け取る力:仕事Jと仕事率Wを単位付きで求める力
今回完成させる力:移動0・垂直移動・時間の混同を根拠から直す力
次へ渡す力:初見の道具問題で式を選ぶ力

知る:四つの確認を順に行う

仕事問題の誤り診断物体、力の向き、移動、時間を順に確認するどの物体?力の向き?移動は?時間を問う?

誤答 修正
力があれば仕事あり その向きの移動を確認
荷物を持つだけで仕事 移動0なら0 J
仕事と仕事率は同じ JとW、時間の有無を区別

理解する:道具の条件も読む

摩擦なしなら仕事の原理が使えます。摩擦がある実験で入力仕事が大きくなっても、仕事が消えたのではなく、一部が熱などへ移ります。

例で使い、よくある誤答を直そう

50 Nの荷物を水平に10 m運ぶとき、上向きに支える力の仕事は0 Jです。上向きの移動がないからです。疲労の有無は判定条件ではありません。

「30 Jを2秒だから60 W」は誤りで、30÷2=15 Wです。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:力があっても仕事0になる例は?壁を押して動かない、荷物を上向きに支えたまま水平移動する場面です。
確認2:仕事と仕事率の単位は?仕事はJ、仕事率はWです。
確認3:摩擦なしの道具で仕事は小さくなりますか?なりません。力が小さい分、距離が長くなります。

物体・力・移動・時間を確認すれば誤答を直せます。次は道具を含む入試資料で使い分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。