力があれば必ず仕事をするという誤解を直そう
仕事の誤答は、力・移動・向き・時間のどれかを落としたときに起こります。式へ入れる前に、仕事が成立しているかを判断します。
このレッスンの役割
仕事と仕事率を計算できる段階から、条件を読み違えた答案を自分で修正する段階へ進みます。
前から受け取る力:仕事Jと仕事率Wを単位付きで求める力
今回完成させる力:移動0・垂直移動・時間の混同を根拠から直す力
次へ渡す力:初見の道具問題で式を選ぶ力
知る:四つの確認を順に行う
| 誤答 | 修正 |
|---|---|
| 力があれば仕事あり | その向きの移動を確認 |
| 荷物を持つだけで仕事 | 移動0なら0 J |
| 仕事と仕事率は同じ | JとW、時間の有無を区別 |
理解する:道具の条件も読む
摩擦なしなら仕事の原理が使えます。摩擦がある実験で入力仕事が大きくなっても、仕事が消えたのではなく、一部が熱などへ移ります。
例で使い、よくある誤答を直そう
50 Nの荷物を水平に10 m運ぶとき、上向きに支える力の仕事は0 Jです。上向きの移動がないからです。疲労の有無は判定条件ではありません。
「30 Jを2秒だから60 W」は誤りで、30÷2=15 Wです。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:力があっても仕事0になる例は?
壁を押して動かない、荷物を上向きに支えたまま水平移動する場面です。確認2:仕事と仕事率の単位は?
仕事はJ、仕事率はWです。確認3:摩擦なしの道具で仕事は小さくなりますか?
なりません。力が小さい分、距離が長くなります。物体・力・移動・時間を確認すれば誤答を直せます。次は道具を含む入試資料で使い分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。