LESSON 01

力の合成と分解

輪を引く実験で二力と合力を比べよう

三つのばねばかりで輪を静止させ、二力の合力と第三の力の関係を公平に観察する。

輪を引く実験で二力と合力を比べよう

輪を二方向から引き、第三のばねばかりで静止させると、二力の合力を測れます。第三の力と合力は同じ大きさで反対向きになります。

このレッスンの役割

第2段階です。合力という置き換えを測定で確かめ、次へ平行四辺形作図の証拠を渡します。

知る:輪の中心を共通の作用点にする

三つのばねばかりで輪を静止させる実験輪を右上と右下へ引く二力と、左向きの第三力がつり合う力A力B第三の力二力の合力合力と第三の力が反対向きでつり合う

各ばねばかりのゼロ点を確認し、輪の中心位置を印します。二本を決めた角度で引き、輪を中心へ戻す第三の力の向きと大きさを測ります。測定範囲を超えて引きません。

理解する:角度だけを変えて比べる

二力の大きさをそろえ、間の角度だけを変えます。角度が小さいほど二力は同じ方向に近く、合力は大きくなります。角度が広がると互いに打ち消す成分が増え、合力は小さくなります。

第三の力そのものを合力としないよう注意します。輪が静止するため、第三の力は合力と同じ大きさ・反対向きです。

例で使い、よくある誤答を直そう

二力を変えたうえで角度も変えると、合力の変化が何によるか分かりません。大きさを一定にして角度だけを変えるのが公平な比較です。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:輪の位置を印す理由は何ですか?各条件で共通の作用点と静止位置をそろえるためです。
確認2:第三の力と合力の関係は何ですか?同じ大きさで反対向きです。
確認3:角度の影響を調べるとき何をそろえますか?二力の大きさ、作用点、ばねばかり、測定方法をそろえます。

実験で二力の合力の向きと大きさを確かめました。次は平行四辺形を使って作図します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。