生殖細胞が染色体を半数もつ理由を説明しよう
このレッスンの役割
このレッスンは「有性生殖と生殖細胞」6レッスンの3番目です。生殖細胞の種類と役割を受け取り、その染色体数に注目します。完成の目安は、「半数だから不完全」ではなく、二つが合体したときに体細胞と同じ数へ戻す仕組みとして説明できることです。
知る・理解する
同じ種類の生物では、体細胞の染色体数はふつう一定です。生殖細胞がつくられるとき、染色体数は体細胞の半数になります。そして雄性と雌性の生殖細胞が合体すると、両方の染色体が一つの受精卵へ集まり、体細胞と同じ数になります。
もし生殖細胞が体細胞と同じ数をもち、そのまま合体するなら、受精のたびに染色体数が二倍になってしまいます。半数化と合体が組になることで、世代が変わっても同じ種類の染色体数が保たれます。
具体例で使う
ある生物の体細胞が12本の染色体をもつなら、精子や卵はそれぞれ6本です。受精で6本と6本が合わさり、受精卵は12本になります。答えるときは12÷2=6、6+6=12と二段階で確認します。
誤答を直して次の学びへつなげる
生殖細胞が「遺伝情報を半分しか持たないから働けない細胞」という意味ではありません。生殖に特化した一つの細胞です。また受精後の子が親より情報不足になるのではなく、二つの由来を合わせた一組を受け取ります。
次は、どちらの生殖細胞がどの情報を渡すかにより、子の組合せが変わる資料を読みます。
自分で確かめよう
確認1:体細胞が20本なら生殖細胞は?
半数の10本です。確認2:10本と10本が受精すると?
受精卵は20本となり、体細胞と同じ数へ戻ります。確認3:半数になる大きな意味は?
受精のたびに染色体数が倍増せず、世代を通じて一定に保たれることです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。