二つの核が一組の遺伝情報になる仕組みを描こう
このレッスンの役割
このレッスンは「受精と受精卵」6レッスンの3番目です。動物と植物の受精経路を受け取り、核の合体が遺伝情報にとって何を意味するかを説明します。完成の目安は、受精卵の染色体を雄性由来と雌性由来に分けて追跡できることです。
知る・理解する
生殖細胞は体細胞の半数の染色体をもちます。受精では、雄性の生殖細胞の核と雌性の生殖細胞の核が合体し、両方の染色体が一つの受精卵へ集まります。その結果、受精卵の染色体数は体細胞と同じになります。
一方の核がもう一方を置き換えるのではありません。受精卵は、雄性側と雌性側の両方から遺伝情報を受け取ります。これが有性生殖で子の組合せが親と同一にならない理由の土台です。
具体例で使う
体細胞が16本の生物では、精子と卵は8本ずつです。受精卵は16本で、そのうち8本は精子の核、8本は卵の核に由来します。「8+8=16」だけでなく、由来を二色で分けて描くと情報の流れを説明できます。
誤答を直して次の学びへつなげる
精子の核が卵の核を押し出して置き換えるのではありません。両方の核の遺伝情報が一つの受精卵に集まります。また、受精卵の染色体数が二倍になるのではなく、生殖細胞の半数同士が合わさって体細胞と同じ数へ戻ります。
次は、卵数・受精卵数・発生を始めた数を別々に数え、どの段階で数が減ったかを読みます。
自分で確かめよう
確認1:体細胞10本なら生殖細胞は何本?
半数の5本です。確認2:5本と5本が受精すると?
受精卵は10本で、体細胞と同じ数になります。確認3:受精卵の遺伝情報の由来は?
雄性側と雌性側の両方の生殖細胞に由来します。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。