LESSON 01

植物の受粉・受精・発生

胚珠から種子・子房から果実になる対応を描こう

「植物の受粉・受精・発生」第3段階。胚珠・種子、子房・果実、受精卵・胚の対応を結びます。

胚珠から種子・子房から果実になる対応を描こう

このレッスンの役割

このレッスンは「植物の受粉・受精・発生」6レッスンの3番目です。実験で確かめた受粉後の変化を、花の断面と対応させます。完成の目安は、精細胞・卵細胞・受精卵・胚の関係と、胚珠→種子、子房→果実の二組を図で説明できることです。

知る・理解する

花粉粒は精細胞そのものではなく、精細胞を胚珠へ届ける花粉管を伸ばします。精細胞の核と卵細胞の核が合体して受精卵になり、受精卵は分裂して胚になります。胚は種子の中にあります。

受精後、胚珠は種子へ変わり、胚珠を包む子房は果実へ変わります。一つの子房に複数の胚珠があれば、一つの果実に複数の種子ができる可能性があります。

花の部分と受精後の対応子房の中の胚珠と卵細胞へ花粉管で精細胞が届き、受精卵が胚になり、胚珠は種子、子房は果実になる。子房胚珠卵細胞花粉管・精細胞果実(もとの子房)種子(もとの胚珠)胚(もとの受精卵)内側と外側を対応させる

具体例で使う

エンドウの一つの子房に胚珠が6個あり、受精後に5個の種子ができたとします。果実は子房が変化した一つ、種子は受精後の胚珠が変化した五つです。残り一つの胚珠は受精しなかったか、受精後に発生が止まった可能性があります。

誤答を直して次の学びへつなげる

「花粉粒=精細胞」は、運ぶ構造と運ばれる細胞を混同しています。「胚珠→果実、子房→種子」は内外の対応が逆です。花の断面で、胚珠が子房の内側にあることを確かめてから変化をたどります。

次は、花数・受粉花数・果実数・種子数を段階別に計算します。

自分で確かめよう

確認1:受精卵は何になりますか?体細胞分裂をくり返して胚になります。
確認2:胚珠は何になる?受精後に種子になります。
確認3:子房は何になる?受精後に果実になります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。