LESSON 01

体細胞分裂の順序

欠けた分裂像を補い未知の順序を説明しよう

「体細胞分裂の順序」第6段階。欠けた像や向きの違う図でも、前後の変化から順序を再構成します。

欠けた分裂像を補い未知の順序を説明しよう

このレッスンの役割

このレッスンは「体細胞分裂の順序」6レッスンの6番目です。全体像・複製・像の順序・同等な分配・誤解修正を統合し、初見資料へ転用します。完成の目安は、一部の段階が欠けても前後関係と不足する変化を説明できることです。

知る・理解する

未知の図では、まず染色体が一群か二群か、中央にあるか両側にあるかを見ます。次に核の数と細胞板の有無を確認します。この二段階で、図の向きや描き方が違っても順序を決められます。

欠けた段階は、前の像でまだ起きておらず、後の像では完了している変化から推定します。中央に並ぶ像の次が二核の像なら、その間には染色体が二群に分かれて両側へ移動する段階が必要です。

欠けた分裂像を前後の変化から補う染色体が中央に並ぶ像と二核ができた像の間に、染色体が二群へ分かれる像を補う。中央に並ぶ欠けた像二群へ分かれるはず二つの核

具体例で使う

資料Xには、①一つの丸い核、②染色体が両側へ移動、③二核と細胞板、の三像しかありません。①と②の間には、染色体が太く見え始め、中央に並ぶ変化が必要です。③は②より後です。

別の生物で細胞板が描かれず、細胞の外側がくびれる図なら動物細胞の可能性があります。それでも、複製した染色体を二群へ分け、二核を作る基本論理は共通です。

誤答を直して次の学びへつなげる

資料に全段階があるとは限りません。見つからない段階を「存在しない」とせず、観察数が少ない、短時間で終わる、図が省略された可能性を考えます。また図が上下逆でも、中央から二群へ離れるという関係は変わりません。

ここまでで体細胞分裂の順序と意味が完成しました。次の「細胞分裂と成長」では、増えた細胞が大きくなることと組み合わせ、個体が成長する仕組みを説明します。

自分で確かめよう

確認1:中央に並ぶ像と二核の像の間に必要な変化は?染色体が二群に分かれ、細胞の両側へ移動する変化です。
確認2:図の向きに左右されない手掛かりは?染色体が中央か両側か、核の数、細胞板やくびれの有無です。
確認3:段階が見つからないとき考えることは?短時間の段階、観察数不足、図の省略などを考え、存在しないと即断しません。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。