LESSON 01

遺伝の組み合わせを表で考える

交配表から遺伝子型・表現型の割合を数えよう

「遺伝の組み合わせ」第4段階。交配表から遺伝子型比・表現型比・確率を求めます。

交配表から遺伝子型・表現型の割合を数えよう

このレッスンの役割

このレッスンは「遺伝の組み合わせを表で考える」6レッスンの4番目です。前のレッスンで完成させた交配表を、遺伝子型の比、表現型の比、確率へ読み替えます。完成の目安は、AA・Aa・aaを先に数え、その後で顕性・潜性の表現型へまとめ、分数・百分率・予想個体数を求められることです。

知る・理解する

Aa×Aaの交配表はAA、Aa、Aa、aaの四マスです。遺伝子型の比はAA:Aa:aa=1:2:1です。Aが顕性なら、AAとAaは顕性形質、aaは潜性形質なので、表現型の比は顕性:潜性=3:1です。

確率はマス数÷全マス数で求めます。AAは1/4=25%、Aaは2/4=50%、aaは1/4=25%です。顕性形質は3/4=75%です。ただし、子が必ず四個体ごとに3対1の順で生まれるという意味ではありません。一個体ごとに同じ確率で組み合わせが決まり、多数になるほど理論値に近づきやすくなります。

交配表から遺伝子型比と表現型比を数えるAaとAaの四マスAA、Aa、Aa、aaを、遺伝子型1対2対1と表現型3対1へまとめる。AAAaAaaa遺伝子型比AA:Aa:aa=1:2:1表現型比顕性:潜性=3:1遺伝子型を数えてから、表現型へまとめる

具体例で使う

Aa×Aaから子を160個体得るとします。潜性形質aaの理論上の割合は1/4なので、予想個体数は160×1/4=40個体です。顕性形質は160×3/4=120個体です。実際には118対42のように少しずれることがありますが、確率モデルと大きく矛盾するとは限りません。

誤答を直して次の学びへつなげる

「遺伝子型比も3:1」は、AAとAaを同じ遺伝子型としてまとめています。表現型では同じでも遺伝子型は違います。「最初の三個体が必ず顕性、四個体目が潜性」も、確率を決まった順番と誤解しています。何を数える比かを見出しに書きます。

次は交配表の外側・内側・重複マス・表現型のまとめ方を混同した誤答を修正します。

自分で確かめよう

確認1:Aa×Aaの遺伝子型比は?AA:Aa:aa=1:2:1です。
確認2:Aが顕性なら表現型比は?顕性:潜性=3:1です。
確認3:子200個体の潜性形質の予想数は?200×1/4=50個体です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。