生殖細胞の合体を使わない増え方を見分けよう
このレッスンの役割
このレッスンは「無性生殖」6レッスンの1番目です。前のセクションで学んだ細胞分裂と成長を、新しい個体が生じる場面へ広げます。完成の目安は、体が大きくなっただけなのか、無性生殖で個体数が増えたのかを理由付きで見分けられることです。
知る・理解する
生殖は、新しい個体をつくって命を次の世代へつなぐことです。そのうち、精子と卵のような生殖細胞の合体を使わずに新しい個体をつくる増え方を無性生殖といいます。
判断の中心は「親が一個体に見えるか」だけではなく、生殖細胞どうしの合体があるかです。個体の一部や一つの細胞を起点に、体細胞分裂を重ねて新しい個体ができます。
具体例で使う
アメーバが大きくなっただけなら成長です。アメーバの核と細胞質が分かれ、別々に生活できる二個体になれば無性生殖です。ジャガイモのいもから芽が出て新しい株になる場合も、生殖細胞の合体を使わないため無性生殖です。
誤答を直して次の学びへつなげる
「無性」という言葉から、生殖ではないと考えるのは誤りです。新しい個体が生じるので生殖です。また体の一部が大きくなっただけでは、別個体になっていないため生殖とは言えません。
次は、新しい個体が親のどこから生じるかを手掛かりに、分裂・出芽・栄養生殖を区別します。
自分で確かめよう
確認1:無性生殖を決める中心条件は?
生殖細胞どうしの合体を使わず、新しい個体が生じることです。確認2:一個体が大きくなっただけなら?
個体数が増えていないため成長です。確認3:いもから新しい株が生じるのは?
生殖細胞の合体を使わない栄養生殖で、無性生殖の一つです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。