染色体の位置を手掛かりに分裂像を並べよう
このレッスンの役割
このレッスンは「体細胞分裂の順序」6レッスンの3番目です。複製の意味を受け取り、ばらばらに提示された分裂像を時間順に並べます。完成の目安は、各像の前後を染色体の形・位置・まとまり方から説明できることです。
知る・理解する
基本の流れは、核の中で染色体が太く見え始める、染色体が細胞の中央付近に並ぶ、対応する部分が二群に分かれて両側へ移動する、両側に新しい核ができる、細胞質が二つに分かれる、です。
段階名を覚えるだけでなく「何が次の変化を可能にするか」を考えます。中央に並ぶことで対応する染色体を両側へ分けやすくなり、十分に離れた後で二つの核がつくられます。
具体例で使う
像Pは染色体が一か所に集まるが整列しておらず、像Qは中央に一列、像Rは左右二群、像Sは二つの核と中央の仕切りが見えます。順序はP→Q→R→Sです。
図が90度回転していても順序は変わりません。「上下」や「左右」ではなく、中央に集まるか、二群の距離が広がるか、新しい核があるかで判断します。
誤答を直して次の学びへつなげる
染色体の太さだけで順序を決めると、似た像を取り違えます。位置とまとまり方を組み合わせます。また一枚の視野で隣り合う細胞が同じ順序とは限らないため、空間の並びをそのまま時間順にしません。
次は、並べた流れがなぜ二つの細胞へ同じような遺伝情報を渡せるのかを説明します。
自分で確かめよう
確認1:中央に並んだ次に起こることは?
対応する染色体が二群に分かれ、細胞の両側へ移動します。確認2:二つの核が見える像はいつ?
染色体が両側へ分かれた後です。確認3:図の向きが変わっても使える手掛かりは?
染色体の位置、二群間の距離、核や細胞板の有無です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。