同じ遺伝情報が二つの細胞へ届く仕組みを説明しよう
このレッスンの役割
このレッスンは「体細胞分裂の順序」6レッスンの4番目です。分裂像を並べる力を、体細胞分裂の中心的な意味へ結びます。完成の目安は、複製・整列・分離の三段階を使い、二つの細胞が同じような遺伝情報を受け取る理由を説明できることです。
知る・理解する
第一に、分裂前に遺伝情報が複製されます。第二に、複製された染色体が中央付近に並びます。第三に、対応する部分が別々の側へ分かれます。この三つが正しく行われることで、二つの新しい核へ同じような組合せが届きます。
ただ「半分に切る」のではなく、先に二組を用意してから一組ずつ分けるのが重要です。細胞質が二つに分かれるのは、遺伝情報の分配が進んだ後です。
具体例で使う
複製後の模式図に赤A・赤A'、青B・青B'があるとします。AとA'が反対側へ、BとB'も反対側へ分かれれば、片側はAとB、もう片側はA'とB'を受け取ります。AとA'、BとB'は複製によって対応するため、両側の組合せは同じようになります。
誤答を直して次の学びへつなげる
四本を無作為に二本ずつ分ければよいわけではありません。同じ種類が片側へ偏る可能性があるからです。また二つの子細胞が一つの遺伝情報を共有して半分ずつ持つのではなく、それぞれが一組を受け取ります。
次は、染色体が「消えた」、子細胞の情報が「半分になった」という見え方から生じる誤解を直します。
自分で確かめよう
確認1:同等な分配に必要な三段階は?
複製、中央付近への整列、対応するものの分離です。確認2:無作為に半分ずつではだめな理由は?
同じ種類が一方へ偏り、必要な組合せが両方へ届かない可能性があるためです。確認3:細胞質が分かれるのは何の後?
染色体が二群に分かれ、新しい核ができる過程の後です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。