LESSON 01

双子葉類と単子葉類

茎の維管束が輪になるか散らばるかを読もう

茎の横断面から維管束の個数ではなく配列を読み、輪状と散在を分類へ使います。

茎の維管束が輪になるか散らばるかを読もう

前のレッスンでは、根元からの根の分かれ方を比較しました。今回は茎を横向きに切った断面を観察し、水や養分を運ぶ維管束がどのように並ぶかで二群を見分けます。

まず知る:このレッスンの役割と目標

双子葉類の茎では、維管束が茎の内側で輪のように並ぶことが多くあります。単子葉類では、維管束が断面全体に散らばって見られます。維管束の個数ではなく、並び方を見ます。

茎の横断面 維管束の並び 対応する群
外側に沿って輪状 輪を作る 双子葉類
断面全体に散在 散らばる 単子葉類

双子葉類と単子葉類の茎横断面の維管束配列左の円形断面では維管束が外側に沿って輪状に並び、右の断面では維管束が全体に散らばる双子葉類:輪状単子葉類:散在

理解する:具体例で横断面の向きをつかむ

維管束の並びを見るには、茎の長さに直角な横断面を使います。縦に切った図では維管束が縦線のように見え、輪状か散在かを判定しにくくなります。

ホウセンカの茎の横断面では、維管束が外側に沿って輪状に並びます。トウモロコシでは、大きさの異なる維管束が断面全体に散らばります。

理解チェック1:双子葉類の茎で維管束はどう並ぶ?茎の横断面で、外側に沿って輪状に並びます。

使う:維管束の数だけで決める間違いを直す

維管束が多いか少ないかは、茎の太さや切る位置でも変わります。分類で見るのは数ではなく、輪を作るか断面全体へ散在するかです。断面の一部しか写っていない場合は、全体像を追加します。

理解チェック2:維管束が10個なら双子葉類、20個なら単子葉類と決められる?決められません。個数ではなく、横断面での並び方を見ます。

転用する:自分で確かめ、次の学びへつなげる

輪状なら双子葉類、散在なら単子葉類を予測し、葉脈と根の資料で確認します。次は、一つの資料が不鮮明または他と食い違うとき、無理に決めず複数証拠を点検する方法を学びます。

理解チェック3:維管束配列を判定するのに適した切り方は?茎の長さに直角に切った横断面です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。