LESSON 01

スケッチで特徴を残そう

輪郭とつながりを一本線で正確に描こう

細い一本線で外形から内部構造へ描き、輪郭・つながり・数を正確に残します。

輪郭とつながりを一本線で正確に描こう

残す特徴を選べたので、今回は線の描き方です。短い線を何度も重ねるのではなく、観察しながら細い一本線で輪郭をつなぎます。線一本が、構造の境界という観察事実になります。

まず知る:外形から内部へ描く目標

最初に対象を大きく配置し、外側の輪郭、主な内部構造、細かな特徴の順に進みます。濃い鉛筆で塗らず、消しゴムを使いすぎず、見えた線だけを残します。

順番 描くもの 確認すること
1 全体の外形 紙面の大きさと向き
2 大きな区分 頭・胸・腹、主脈など
3 つながり 枝分かれ、接する位置
4 数えられる細部 節、鋸歯、細胞数

二重線と一本線のスケッチ比較左は短い線を重ねて輪郭が曖昧で、右は葉の輪郭と葉脈を連続した一本線で表す重ね線:境界が曖昧一本線:輪郭とつながりが明確

理解する:具体例で葉を描く

葉の先端・最も幅広い位置・葉柄との境界を先に見ます。その三点を目印に外形を一本線でつなぎます。次に中央の主脈を引き、側脈がどこから枝分かれするかを観察して加えます。

ぎざぎざは「それらしい波線」にせず、見える個数と向きを確かめます。線を誤ったら、その部分を消して一本に戻します。

使う:陰影で立体感を出す間違いを直す

美術のデッサンのように塗ると、細かな境界や点が見えにくくなります。色の濃淡が必要なら、塗りつぶさず「濃い緑」「中央が透明」など引出線で注記します。

理解チェック1:描く基本順序は?全体の外形、大きな区分、つながり、数えられる細部の順です。
理解チェック2:短い線を何本も重ねる問題は?本当の境界がどこか分からなくなり、形や大きさを比較しにくくなります。

転用する:確かめをまとめ、注記へつなぐ

描いた線ごとに「この線は何の境界か」を指さします。答えられない線は、影や想像かもしれません。次は、名称・倍率・日付と、線だけでは伝わらない特徴を引出線で注記します。

理解チェック3:色の違いはどう残す?塗りつぶして構造を隠さず、引出線と短い言葉で色や透明度を注記します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。