LESSON 01

双子葉類と単子葉類

発芽した子葉が一枚か二枚かを確かめよう

発芽直後の子葉を本葉と区別し、一枚なら単子葉類、二枚なら双子葉類と分類します。

発芽した子葉が一枚か二枚かを確かめよう

前のセクションでは、胚珠が子房に包まれる植物を被子植物と分類しました。ここでは被子植物をさらに分けます。最初の基準は、種子の胚にある子葉が一枚か二枚かです。

まず知る:このレッスンの役割と目標

子葉が二枚ある被子植物を双子葉類、子葉が一枚ある被子植物を単子葉類といいます。子葉は胚の一部で、発芽の最初に現れる葉に見える部分です。後から作られる本葉とは区別します。

分類群 子葉の枚数 次に予測する特徴
双子葉類 二枚 インゲンマメ、アブラナ 網状脈、主根と側根
単子葉類 一枚 イネ、トウモロコシ 平行脈、ひげ根

双子葉類と単子葉類の発芽時の子葉の枚数左に二枚の子葉を開く双子葉類、右に一枚の子葉をもつ単子葉類の発芽模式図を並べる双子葉類子葉 二枚単子葉類子葉 一枚

理解する:具体例で子葉と本葉を分ける

インゲンマメでは、発芽時に厚い二枚の子葉が開き、その間から形の異なる本葉が伸びます。二枚の本葉が見えたから双子葉類なのではなく、種子の胚にもともとある二枚の子葉を数えます。

トウモロコシでは子葉は一枚です。発芽後に本葉が何枚も増えても、単子葉類という分類は変わりません。

理解チェック1:双子葉類と単子葉類を分ける最初の基準は?胚にある子葉が二枚か一枚かです。

使う:見えている葉を全部数える間違いを直す

発芽から時間がたつと本葉が増えるため、「葉が三枚だからどちらでもない」という誤りが起こります。発芽直後の記録や種子の断面に戻り、子葉だけを特定して数えます。

理解チェック2:本葉が四枚ある植物は子葉も四枚?違います。本葉の枚数は成長で増えます。分類では胚にある子葉の枚数を見ます。

転用する:自分で確かめ、次の学びへつなげる

子葉を観察できない成長した植物では、葉脈・根・茎の維管束を使って分類を予測します。次は葉の形ではなく、葉脈が網目を作るか平行に走るかを読みます。

理解チェック3:発芽記録がなく子葉を見られないとき、次に調べる特徴は?葉脈、根のつくり、茎の維管束の並びなどを調べます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。