主根と側根・ひげ根を根元から見分けよう
前のレッスンでは葉脈から単子葉類・双子葉類を予測しました。今回は土の中の根を観察し、一本の太い主根を中心にする型と、根元から同程度の根が多数出る型を区別します。
まず知る:このレッスンの役割と目標
双子葉類では、太い主根から細い側根が枝分かれすることが多くあります。単子葉類では、茎の根元付近から同じくらいの太さの根が多数出るひげ根が多く見られます。
| 根の型 | 中心構造 | 対応する群 | 例 |
|---|---|---|---|
| 主根と側根 | 一本の太い主根から側根 | 双子葉類 | タンポポ、アブラナ |
| ひげ根 | 根元から同程度の根が多数 | 単子葉類 | イネ、ネギ |
理解する:具体例で太さと出発点を一緒に見る
根を一本だけ取り出して細いか太いかを見るのではありません。植物体の根元から全体を見て、中心となる一本があるかを確かめます。
タンポポでは太い主根の途中から細い側根が出ます。イネでは根元から多数の細い根がまとまって出ます。細い側根が多くても、中心に主根があればひげ根とは呼びません。
理解チェック1:主根と側根を見分ける中心は?
一本の太い主根があり、そこから細い側根が枝分かれすることです。使う:切れた主根をひげ根とする間違いを直す
掘り出すときに主根が切れると、残った側根だけを見てひげ根と誤判定することがあります。根元と土中の断片を確認し、複数個体を同じ方法で掘り出します。標本の欠損を植物本来の特徴にしません。
理解チェック2:細い根が多ければ必ずひげ根?
違います。太い主根から出た側根が多数見える場合もあるため、根元と中心の主根を確認します。転用する:自分で確かめ、次の学びへつなげる
主根と側根なら双子葉類、ひげ根なら単子葉類を予測し、葉脈と照合します。次は茎の横断面を読み、維管束が輪状に並ぶか、全体に散らばるかを確認します。
理解チェック3:根の資料が途中で切れているとき、分類前に何をする?
根元からの出方が分かる別標本や写真を追加し、欠損の影響を除きます。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。