網状脈と平行脈を葉のつながりから見分けよう
前のレッスンでは、子葉の枚数で被子植物を二群に分けました。成長後に子葉が見えないときは、葉の中を走る葉脈が網目を作るか、ほぼ平行に並ぶかが有力な手掛かりになります。
まず知る:このレッスンの役割と目標
双子葉類では、太い葉脈から細い葉脈が枝分かれし、互いにつながって網目を作る網状脈が多く見られます。単子葉類では、葉の付け根から先へ葉脈がほぼ平行に走る平行脈が多く見られます。
| 見る点 | 網状脈 | 平行脈 |
|---|---|---|
| 葉脈の分かれ方 | 枝分かれして再びつながる | 付け根から先へ並んで走る |
| 対応する群 | 双子葉類 | 単子葉類 |
| 例 | サクラ、アブラナ | イネ、ユリ |
理解する:具体例で葉の形と葉脈を分ける
「細長い葉だから平行脈」と形だけで決めません。葉を光に透かし、主脈から出た細い線が互いにつながって網目を作るか、先端方向へ並ぶかを追います。
葉の一部だけでは分かりにくい場合、付け根から先まで全体を観察します。汚れや虫食いによる線を葉脈に含めないよう、複数箇所を見ます。
理解チェック1:網状脈の見分け方は?
葉脈が枝分かれし、細い葉脈どうしがつながって網目を作ることを確認します。使う:葉の外形だけで決める間違いを直す
幅の広い単子葉植物や、細長い双子葉植物もあります。誤答の最初のずれは、葉の外形を葉脈の型と同じにしたことです。判定線を葉の縁ではなく、内部を走る葉脈へ引き直します。
理解チェック2:細長い葉なら必ず平行脈?
必ずとは言えません。葉の形ではなく、葉脈が枝分かれして網目を作るか、ほぼ平行に走るかを観察します。転用する:自分で確かめ、次の学びへつなげる
葉脈が網状脈なら双子葉類、平行脈なら単子葉類を予測できます。ただし葉が傷んでいるときは根や茎の資料で確かめます。次は根元から太い一本が伸びるか、同程度の根が多数出るかを見ます。
理解チェック3:葉脈だけでは不鮮明なとき何で確かめる?
根のつくり、子葉の枚数、茎の維管束の並びなど別の特徴で確かめます。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。