未知の種子植物を花の断面と変化から分類しよう
このセクションの最後は、名前を知らない種子植物の花・球果・成長後の資料を組み合わせて分類します。子房と胚珠の位置、受粉後の変化を根拠に、被子植物か裸子植物かを説明できれば完成です。
まず知る:このレッスンの役割と目標
初見資料では、種子の見た目から始めず、種子になる前の胚珠を探します。子房内なら被子植物、子房がなくむき出しなら裸子植物です。成長後の果実や球果は、その判断を確かめる第二の証拠にします。
| 資料 | 確認すること | 分かること |
|---|---|---|
| 花の断面 | 子房と胚珠の位置 | 最も直接的な分類根拠 |
| 受粉後の変化 | 胚珠→種子、子房→果実 | 被子植物の対応 |
| 雄花・雌花 | 花粉のう、りん片上の胚珠 | 裸子植物の対応 |
| 成長後 | 果実か球果か | 分類結果の再確認 |
理解する:具体例で複数資料を統合する
植物Xの資料には、花びらはないものの子房断面内に胚珠があり、受精後に外側がふくらんで内部に種子ができるとあります。花びらの有無ではなく、子房内の胚珠と子房が果実になる変化から、被子植物と判断します。
記述は「胚珠が子房内にあり、受精後に子房が果実へ成長するため、被子植物である」と二つの証拠をつなぎます。
理解チェック1:花びらがない植物Xを被子植物とする決め手は?
胚珠が子房内に包まれ、子房が果実へ成長することです。使う:種子の位置だけで断定する間違いを直す
成長後の写真で種子が何かに囲まれていても、それが子房由来か分からなければ果実とは断定できません。受粉前の断面、雌花のりん片、成長の記録を追加し、構造の由来を確かめます。
理解チェック2:種子が覆われて見えれば必ず被子植物?
違います。覆う部分が子房からできた果実か、球果のりん片など別の構造かを確認します。転用する:自分で確かめ、次の学びへつなげる
被子植物と分かった後、次のセクションでは子葉の枚数、葉脈、根、維管束の並びを使って単子葉類と双子葉類を分けます。今回の「一段階につき一つの基準」をそのまま使います。
理解チェック3:被子植物をさらに二群へ分ける次の主な観点は?
子葉の枚数を中心に、葉脈、根、茎の維管束の並びを対応させます。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。