LESSON 01

未知の生物を分類しよう

二択の検索表をたどり分類経路を説明しよう

二択の検索表を一問ずつたどり、選んだ特徴と分類経路を根拠として記録します。

二択の検索表をたどり分類経路を説明しよう

このレッスンの役割

ここは6レッスンの4番目です。前の二つのレッスンでは、植物と動物で使う分類特徴を確認しました。今回は、候補が複数あるときに二択の検索表を一問ずつたどり、選んだ経路を根拠として残します。

今日のゴールは、答えを先に予想せず、各分かれ道で資料と一致する側だけを選ぶことです。

知る・理解する

次の検索表は、カエル・トカゲ・昆虫・イカの四つを見分けるためのものです。

二択を一問ずつたどる動物の検索表背骨の有無、湿った皮膚、外骨格と関節肢、外とう膜を順に選び、カエル、トカゲ、昆虫、イカへ到達する検索図未知の動物背骨あり背骨なし湿った皮膚乾いたうろこ外骨格・関節肢外とう膜カエルトカゲ昆虫イカ番号ではなく「選んだ特徴 → 次の問い」を記録する

検索表を使う手順は四つです。

  1. 最初の二択を両方読む。
  2. 標本で確認できる特徴と一致する側を選ぶ。
  3. 指示された次の二択へ進む。
  4. 到達した分類名と、通った特徴をまとめて書く。

途中を飛ばさない理由は、同じ見た目の生物でも、最初の大きな分かれ道が違えば別の仲間になるからです。

例題で使う・転用する

標本Rには背骨がなく、体表にかたい外骨格があり、あしは節で曲がります。

最初の問いでは「背骨なし」を選びます。次の問いでは「外骨格・関節肢あり」を選び、昆虫へ到達します。ただし、実際に昆虫と断定するには体が頭・胸・腹に分かれ、あしが3対あることも確認します。この簡略な検索表が四候補だけを区別するものだからです。

分類経路は「背骨なし → 外骨格・関節肢あり → 昆虫候補」のように残します。答えだけより、どの観察で判断したかを確認できます。

よくある間違いを直す

「イカだと思うから外とう膜の枝へ行く」は、答えから逆算しています。最初の問いへ戻り、背骨の有無から順に資料だけで選び直します。

途中で資料と矛盾したら、都合のよい枝を進み続けません。一つ前の分かれ道へ戻り、読み違い・観察不足・検索表に候補がない可能性を確認します。

理解チェックと次の一歩

確認1:検索表で最初にすることは?最初の二択を両方読み、標本で確認できる特徴と一致する側を選びます。
確認2:標本Rの分類経路は?背骨なし、外骨格・関節肢あり、とたどり、昆虫候補へ進みます。
確認3:検索表の途中で標本と矛盾したら?一つ前へ戻って選択と観察を確認し、必要なら検索表に候補がない可能性も考えます。

二択を根拠付きでたどれました。次は生活場所・見た目・名前から決めてしまう誤分類を、検索経路へ戻って修正します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。