体の区分と関節の位置を図から読み取ろう
このレッスンの役割
ここは6レッスンの3番目です。外骨格と脱皮の意味を受け取り、今回は標本図の線を読み、体の区分・体節・関節のあるあしを正確に記録します。
今日のゴールは、見える線を全部同じ「節」とせず、体の大きな区分、繰り返す体節、一本のあしの関節を区別することです。
知る・理解する
節足動物の図には三種類の区切りがあります。
| 区切り | 何を表すか | 例 |
|---|---|---|
| 体の区分 | 複数の節がまとまった領域 | 頭・胸・腹 |
| 体節 | 体の前後に繰り返す単位 | 腹部の節 |
| あしの節・関節 | 一本の付属肢を構成する部分 | 曲がる箇所 |
昆虫では三対、つまり六本のあしがすべて胸部に付きます。一本のあしに複数の節があっても、それを複数本とは数えません。体との付け根から先端までを一つの連続した付属肢として追います。
例題で使う・転用する
図Aでは、緑の胸部から左右三本ずつのあしが出ています。あしは途中で二回曲がりますが、付け根は六か所なので三対です。
標本Bの片側には二本しかあしが見えません。反対側に三本あり、欠けた付け根が残るなら、破損した昆虫標本の可能性があります。現在見える数と、本来の体のつくりを分けて記録します。
よくある間違いを直す
関節の曲がりを一本ずつ数えて「あしが十二本」とする誤りがあります。あしの本数は、体との付け根から先端までを一本として数えます。
理解チェックと次の一歩
確認1:体の区分と体節の違いは?
体の区分は複数の節がまとまった大きな領域、体節は前後に繰り返す単位です。確認2:昆虫のあしはどこに何本付く?
胸部に三対、合計六本付きます。確認3:あしに関節が三つあれば、あしは三本?
いいえ。体との付け根から先端までの連続した付属肢を一本として数えます。体の区分と付属肢を正確に読めました。次はこの記録を比較表へ入れ、昆虫・クモ・甲殻類・多足類を分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。