問題文からV・I・Rのどれを求めるか見分けよう
計算を始める前に、問題が電圧V・電流I・抵抗Rのどれを求めているかを決めます。式を先に選ぶのではなく、問いと与えられた量を整理するのが第一歩です。
このレッスンの役割
「V・I・Rを正しく計算しよう」6レッスンの第1段階です。前のセクションで実験からV=IRを得ました。今回は数値計算の前に、未知量一つと既知量二つを見分けます。次は単位をそろえます。
知る:記号・意味・単位を対応させる
「何Vか」は電圧、「何A流れるか」は電流、「何Ωか」は抵抗を求めています。記号Vと単位Vは同じ文字ですが、文中の役割で区別します。
理解する:未知量を空欄にする
例「12 Ωの抵抗に0.25 Aが流れる。電圧は何Vか」では、R=12 Ω、I=0.25 Aが既知で、Vが未知です。最初に V=?、I=0.25 A、R=12 Ω と書けば、求める量を取り違えません。
計算前に予測もします。IとRが正なのでVも正です。電流が同じなら、抵抗が大きいほど必要な電圧も大きくなります。
例で使い、よくある誤答を直そう
「6.0 Vで300 mA流れた。抵抗は何Ωか」なら未知量はRです。6.0 Vは答えではなく既知量です。数字を見てすぐ掛け算する誤答は、問いを読まず式を選んだことが原因です。まず疑問語と答えの単位へ線を引きます。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:8.0 V、20 Ωから求められる未知量は何ですか?
電流Iです。VとRが既知なので、Iを求めます。確認2:「何Ωか」と問われたら未知量の記号は何ですか?
抵抗Rです。確認3:計算前に三量をどう書きますか?
V、I、Rを並べ、既知量は数値と単位、未知量は?で示します。次はmAとA、kΩとΩをそろえ、正しい桁で代入できるようにします。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。