LESSON 01

V・I・Rを正しく計算しよう

I=V÷Rで回路を流れる電流を求めよう

V=IRをI=V÷Rへ直し、AとmAを使い分けて電流を求める。

I=V÷Rで回路を流れる電流を求めよう

同じ電圧なら、抵抗が大きいほど電流は小さくなります。I=V÷Rは、この意味をそのまま表す式です。

このレッスンの役割

第4段階です。前のV計算を土台に、V=IRの両辺をRで割ってIを求めます。次はRを求めます。

知る:Iだけを左に残す

電流を求める式変形VイコールIかけるRの両辺をRで割り、IイコールV割るRを得る図V=I×R両辺をRで割るI=V÷R抵抗が大きいほど電流は小さい

式変形は形の暗記ではなく、等式の両辺へ同じ操作をしています。

理解する:Aで求め、必要ならmAへ戻す

問題:6.0 Vを30 Ωに加える。電流は何Aか。

I=V÷R=6.0÷30=0.20 Aです。問題がmAで答える指定なら0.20 A=200 mAとします。

例で使い、よくある誤答を直そう

12 V、2.0 kΩなら2.0 kΩ=2000 Ωとして、I=12÷2000=0.0060 A=6.0 mAです。R÷Vと逆にする誤答は、抵抗が大きいほど電流が小さくなる意味と反対です。

6.0 Vを20 Ωと60 Ωへ別々に加えると、電流はそれぞれ0.30 Aと0.10 Aです。同じ電圧で抵抗が3倍になると電流は3分の1になりました。この大小関係を先に予測しておくと、割る向きの誤りに気づけます。

答えがAで求まったあと、設問がmAを指定しているなら最後に1000倍します。途中でmAへ変えるより、V・A・Ωで計算し、答えだけ指定単位へ戻すと混乱が減ります。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:9.0 V、30 Ωなら何Aですか?I=9.0÷30=0.30 Aです。
確認2:0.025 Aは何mAですか?25 mAです。
確認3:電圧一定で抵抗が2倍なら電流はどうなりますか?I=V÷Rより2分の1になります。

次はVとIからRを求め、式・単位・桁の誤答を診断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。