LESSON 01

電圧の意味と測り方

端子と目盛りから電圧を正しく読もう

選んだ端子から一目盛りを求め、針の示す電圧を単位付きで読む。

端子と目盛りから電圧を正しく読もう

このレッスンの役割

前のレッスンでは、極性を合わせて最大測定範囲から安全に測定を始めました。ここでは、使った端子で文字盤全体の最大値を決め、一目盛りから電圧を読みます。

ゴールは、端子→最大値→区間数→一目盛り→針→単位Vの順で測定値を説明できることです。

知る・理解する

同じ針の位置でも、3 V端子と15 V端子では値が違います。文字盤に複数の数字が印刷されていても、使った端子に対応する最大値を最初に選びます。

3ボルト端子で電圧計の目盛りを読む0から30までの30区間で針が18を指し、3ボルト端子では一目盛り0.1ボルトなので1.8ボルトとなる。 01530針:18 3 V端子:3÷30=0.1 V/区間0.1×18=1.8 V

区間数は目盛り線の本数ではなく、線と線の間の数です。針は文字盤の正面から読み、測定対象と値を「豆電球の両端:1.8 V」のように記録します。

具体例で使う

15 V端子を使い、0〜30の30区間で針が18なら、一目盛りは15÷30=0.5 Vです。したがって0.5×18=9.0 Vです。

同じ針18でも3 V端子なら1.8 Vです。数値を決めるのは針の位置だけではありません。使った端子と区間数を必ずセットで見ます。

答案では「15 V端子、30区間だから一目盛り0.5 V。針18より9.0 V」と書くと、読み取りの根拠が残ります。

誤答を直して次の学びへつなげる

「針が18だから18 V」は、端子を確認していない誤りです。端子が示す最大値を区間数で割るところへ戻ります。

次は、電流計Aと電圧計Vの接続・端子・単位を比較し、取り違えを診断します。

自分で確かめよう

確認1:3 V端子、30区間、針12なら何V?

一目盛り0.1 Vなので、0.1×12=1.2 Vです。

確認2:15 V端子、30区間、針20なら何V?

一目盛り0.5 Vなので、0.5×20=10 Vです。

確認3:針の位置だけで電圧は決まる?

決まりません。使った端子が表す最大値と区間数が必要です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。