端子と目盛りから電圧を正しく読もう
このレッスンの役割
前のレッスンでは、極性を合わせて最大測定範囲から安全に測定を始めました。ここでは、使った端子で文字盤全体の最大値を決め、一目盛りから電圧を読みます。
ゴールは、端子→最大値→区間数→一目盛り→針→単位Vの順で測定値を説明できることです。
知る・理解する
同じ針の位置でも、3 V端子と15 V端子では値が違います。文字盤に複数の数字が印刷されていても、使った端子に対応する最大値を最初に選びます。
区間数は目盛り線の本数ではなく、線と線の間の数です。針は文字盤の正面から読み、測定対象と値を「豆電球の両端:1.8 V」のように記録します。
具体例で使う
15 V端子を使い、0〜30の30区間で針が18なら、一目盛りは15÷30=0.5 Vです。したがって0.5×18=9.0 Vです。
同じ針18でも3 V端子なら1.8 Vです。数値を決めるのは針の位置だけではありません。使った端子と区間数を必ずセットで見ます。
答案では「15 V端子、30区間だから一目盛り0.5 V。針18より9.0 V」と書くと、読み取りの根拠が残ります。
誤答を直して次の学びへつなげる
「針が18だから18 V」は、端子を確認していない誤りです。端子が示す最大値を区間数で割るところへ戻ります。
次は、電流計Aと電圧計Vの接続・端子・単位を比較し、取り違えを診断します。
自分で確かめよう
確認1:3 V端子、30区間、針12なら何V?
一目盛り0.1 Vなので、0.1×12=1.2 Vです。
確認2:15 V端子、30区間、針20なら何V?
一目盛り0.5 Vなので、0.5×20=10 Vです。
確認3:針の位置だけで電圧は決まる?
決まりません。使った端子が表す最大値と区間数が必要です。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。