初見の回路でV・I・Rを選び分けよう
入試では、公式名ではなく回路図と計器の値から必要な計算を選びます。求める部品のV・I・Rだけを対応させ、単位と大小関係で検算します。
このレッスンの役割
最終段階です。未知量選択、単位換算、V・I・Rの三計算を統合します。次のグラフ単元へ、数値と抵抗の意味を渡します。
知る:四段階で解く
理解する:回路全体と部品一つを混ぜない
抵抗Xの抵抗値を求めるなら、Xの両端電圧とXを流れる電流を使います。回路全体の電源電圧を、途中の一部品へそのまま使えるとは限りません。まず電圧計が挟む二点と、電流計の位置を確認します。
例で使い、よくある誤答を直そう
抵抗Xの両端が4.0 V、Xを流れる電流が200 mAなら、0.200 Aへ直し、R=4.0÷0.200=20 Ωです。電源が6.0 Vでも、Xの両端が4.0 Vなら6.0を使いません。
別問で20 Ωへ6.0 Vを加えるならI=6.0÷20=0.30 A。公式を直前の練習型で選ばず、未知量から選びます。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:Vを求める式は何ですか?
V=IRです。確認2:Iを求める式とRを求める式を答えてください。
I=V÷R、R=V÷Iです。確認3:計算後の三つの検算は何ですか?
求めた量に合う式か、単位が合うか、電圧・電流・抵抗の大小関係として自然かを確認します。これでV・I・Rを選んで計算できます。次は電圧・電流グラフの直線や傾きから、抵抗の大小を読み取ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。