安全な手順で電流計を回路へつなごう
このレッスンの役割
前のレッスンでは、電流計を測りたい道筋へ直列に入れる理由を理解しました。ここでは、電流計や電池を守りながら測定を始める操作を、一つの順序として身につけます。
ゴールは、電源を切る→直列につなぐ→極性を合わせる→最大端子から始める→短時間だけ通電する、の順を自分で再現できることです。
知る・理解する
アナログ電流計には+端子と、5 A・500 mA・50 mAなど測定範囲の異なる-端子があります。予想より大きな電流を小さい範囲で測ると針が振り切れるため、値が不明なときは最大範囲から始めます。
電池の+極側から流れ込む導線を電流計の+端子へつなぎます。針が逆向きに動いたら、無理に読まずすぐ電源を切り、極性を確認します。
具体例で使う
およそ100 mAか300 mAか分からない回路なら、50 mA端子ではなく500 mA端子から始めます。針が目盛りの一部しか動かず、500 mA未満だと確認できたら、電源を切って50 mA端子へ変えられるかを判断します。50 mAを超えそうなら変えてはいけません。
測定中に配線を直すとショートや端子抜けが起こりやすくなります。「変える前に切る」を毎回の合図にします。
誤答を直して次の学びへつなげる
小さい範囲から始めると細かく読めそうですが、予想外の大電流で計器を傷める危険があります。安全な最大範囲で大きさを確かめ、それから精度を上げます。
次は、選んだ端子が何Aまでを表すかを確認し、一目盛りの値から針の示す電流を読みます。
自分で確かめよう
確認1:大きさが不明な電流は、どの端子から測る?
最も大きな測定範囲の端子から始めます。
確認2:端子を変える前に必ずすることは?
スイッチを切る、または電源を外して、回路に電流が流れない状態にします。
確認3:針が逆向きに動いたらどうする?
すぐ電源を切り、電池の+極側が電流計の+端子へつながっているか確認します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。