AとmAを変換して測定値を比べよう
このレッスンの役割
前のレッスンでは、端子と目盛りを対応させて電流を読みました。ここでは、アンペア(A)とミリアンペア(mA)を変換し、単位の異なる測定値を正しく比べます。
ゴールは、1 A=1000 mAを使い、AからmA、mAからAの両方向へ変換できることです。
知る・理解する
ミリは1000分の1を表します。したがって1 mA=0.001 A、1 A=1000 mAです。大きい単位Aから小さい単位mAへ直すと数値は1000倍になり、mAからAへ直すと1000で割ります。
単位を変えても電流そのものの大きさは変わりません。1 mの物差しを100 cmと呼ぶのと同じです。数値だけが1000倍・1000分の1になります。
具体例で使う
0.42 AをmAにすると、0.42×1000=420 mAです。75 mAをAにすると、75÷1000=0.075 Aです。
0.3 Aと250 mAを比べるなら、0.3 A=300 mAとして、300 mAの方が250 mAより50 mA大きいと判断します。単位が違うまま0.3と250だけを比べてはいけません。
小数点の移動を暗記するより、A→mAは小さい単位で数えるから数値が大きくなる、と意味から確かめます。
誤答を直して次の学びへつなげる
「500 mA=500 A」は、ミリの意味を落とした誤りです。1 Aを1000等分した一つが1 mAなので、500 mA=0.5 Aです。
次は、接続・端子・目盛り・単位のどこで誤りが起きたかを、計器の様子から診断します。
自分で確かめよう
確認1:0.08 Aは何mA?
0.08×1000=80 mAです。
確認2:650 mAは何A?
650÷1000=0.65 Aです。
確認3:1.2 Aと950 mAはどちらが大きい?
1.2 A=1200 mAなので、1.2 Aの方が大きいです。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。