電流と電圧の直列・並列規則の取り違えを直そう
このレッスンの役割
ここまでに、電流と電圧の直列・並列規則を別々に学びました。ここでは四つの規則を、流れる道と二点間の差という意味へ戻して整理します。
ゴールは、暗記した式を当てずっぽうで選ばず、回路上の位置と測定対象から誤答を修正できることです。
知る・理解する
直列は一本道なので電流が同じで、電圧は連続する部分へ分かれます。並列は分かれ道なので電流が枝へ分かれ、各枝は同じ二点間なので電圧が同じです。
具体例で使う
誤答1:「直列では各部品の電圧が同じ」。正しくは、直列で同じなのは電流です。部分電圧は和が全体になります。
誤答2:「並列では枝電圧を足して電源電圧にする」。正しくは、各枝が電源と同じ二点間なので電圧は等しくなります。並列で和になるのは枝電流です。
修正するときはAやVの式だけを眺めず、電流計なら道の位置、電圧計なら測る二点を図へ書き戻します。
誤答を直して次の学びへつなげる
「直列=同じ、並列=足す」とだけ覚えると、電流と電圧を取り違えます。「何が」を必ず付け、理由まで一文で言います。
次は、スイッチによって直列部分が導線で迂回される回路を読み、状態に合う電圧規則を選びます。
自分で確かめよう
確認1:直列回路で等しい量と、和になる量は?
電流は各地点で等しく、部分電圧の和が全体電圧になります。
確認2:並列回路で和になる量と、等しい量は?
枝電流の和が全体電流になり、各枝の電圧は電源電圧と等しくなります。
確認3:取り違えを防ぐ短い問いは?
電流なら「どの道か」、電圧なら「どの二点間か」と確認します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。