LESSON 01

直列・並列回路の電圧

電流と電圧の直列・並列規則の取り違えを直そう

電流と電圧の直列・並列規則を、道と二点間の差へ戻って選び分ける。

電流と電圧の直列・並列規則の取り違えを直そう

このレッスンの役割

ここまでに、電流と電圧の直列・並列規則を別々に学びました。ここでは四つの規則を、流れる道と二点間の差という意味へ戻して整理します。

ゴールは、暗記した式を当てずっぽうで選ばず、回路上の位置と測定対象から誤答を修正できることです。

知る・理解する

直列は一本道なので電流が同じで、電圧は連続する部分へ分かれます。並列は分かれ道なので電流が枝へ分かれ、各枝は同じ二点間なので電圧が同じです。

直列と並列における電流と電圧の規則直列では電流が等しく電圧は和、並列では電流が和で電圧は等しいという二行二列の比較。 直列:一本道 並列:分かれ道 電流 I=I1=I2同じ一本道を通る I=I1+I2枝へ分かれて合流 電圧 V=V1+V2連続する区間の差 V=V1=V2同じ二点間 電流は道を見る・電圧は二点を見る

具体例で使う

誤答1:「直列では各部品の電圧が同じ」。正しくは、直列で同じなのは電流です。部分電圧は和が全体になります。

誤答2:「並列では枝電圧を足して電源電圧にする」。正しくは、各枝が電源と同じ二点間なので電圧は等しくなります。並列で和になるのは枝電流です。

修正するときはAやVの式だけを眺めず、電流計なら道の位置、電圧計なら測る二点を図へ書き戻します。

誤答を直して次の学びへつなげる

「直列=同じ、並列=足す」とだけ覚えると、電流と電圧を取り違えます。「何が」を必ず付け、理由まで一文で言います。

次は、スイッチによって直列部分が導線で迂回される回路を読み、状態に合う電圧規則を選びます。

自分で確かめよう

確認1:直列回路で等しい量と、和になる量は?

電流は各地点で等しく、部分電圧の和が全体電圧になります。

確認2:並列回路で和になる量と、等しい量は?

枝電流の和が全体電流になり、各枝の電圧は電源電圧と等しくなります。

確認3:取り違えを防ぐ短い問いは?

電流なら「どの道か」、電圧なら「どの二点間か」と確認します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。