LESSON 01

電圧の意味と測り方

極性と最大端子を守って電圧を測ろう

極性と測定範囲を確認し、最大端子から安全に電圧測定を始める。

極性と最大端子を守って電圧を測ろう

このレッスンの役割

前のレッスンでは、電圧計を測定対象の両端へ並列につなぎました。ここでは、針や計器を守るため、極性と測定範囲を確認する手順を完成させます。

ゴールは、電源を切る→並列接続→極性確認→最大端子→短時間通電、の順で安全に測定を始められることです。

知る・理解する

電圧計の+端子は、測定対象の電源+極側へつなぎます。測定値が分からないときは、3 V・15 V・300 Vなどのうち最大の測定範囲から始めます。

電圧計を安全に使う五段階電源を切り、並列接続し、極性を確認し、最大端子を選び、短時間通電する順序。 1 電源を切る接続前はOFF 2 並列につなぐ対象の両端へ 3 極性を合わせる+側から+端子 4 最大端子大きい範囲から 5 短時間通電針をすぐ見る 針の振れが小さいときだけ、電源を切って範囲を狭める逆向き・振り切れなら、まず電源を切って診断する

針が左へ動いたら極性が逆です。右端を越えそうなら測定範囲が小さすぎます。どちらも無理に読まず、すぐ電源を切って直します。

具体例で使う

1.5 V程度と予想される乾電池でも、計器の値が分からない状況では最大端子から始めます。300 V端子で針の振れが小さく、15 V以下だと安全に判断できたら、電源を切って15 V端子へ変えます。さらに3 V以下と確認できた場合だけ3 V端子へ変えます。

測定範囲を狭めるほど針の振れは大きくなり、細かく読めます。しかし精密さより先に安全を確保します。

誤答を直して次の学びへつなげる

「乾電池だから最初から3 V端子でよい」と決めつけると、別の電源をつないだ回路で危険です。問題文や器具から値が確実でない限り、最大範囲から確認します。

次は、選んだ端子と文字盤の区間数から、一目盛りの電圧を求めます。

自分で確かめよう

確認1:値が不明なとき、どの測定範囲から始める?

最も大きい測定範囲から始めます。

確認2:針が逆向きに動いたらどうする?

すぐ電源を切り、+端子が電源の+極側へつながっているか確認します。

確認3:端子を変える前にすることは?

電源またはスイッチを切り、回路へ電流が流れない状態にします。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。