LESSON 01

電気回路の道筋をつかもう

切れ目・接点・ショート回路の誤りを直そう

切れ目、接点、導線交差、危険なショート回路の典型誤りを修正する。

切れ目・接点・ショート回路の誤りを直そう

このレッスンの役割

ここまでに、閉回路の条件とスイッチ表による経路判定を学びました。このレッスンでは、点かない回路と危険な回路を、切れ目・接点・交差・ショートの四観点で修正します。

ゴールは、見た目ではなく電気的につながる道をたどり、安全な修正案を説明できることです。

知る・理解する

回路の誤りは次の順で点検します。

  1. 電池の両極が使われているか。
  2. 豆電球の先端と側面の二接点が別々の道へつながるか。
  3. スイッチ、端子、導線に切れ目がないか。
  4. 電気器具を通らず電池両極を結ぶ道がないか。
正しい回路とショート回路左は電池、豆電球、スイッチを通る閉回路、右は豆電球を迂回して電池両極を導線だけでつなぐ危険なショート回路。 +電池- +電池- 器具を通る導線だけの近道は危険

ショート回路では抵抗となる電気器具をほとんど通らず、大きな電流が流れます。発熱や電池の損傷につながるため、通電して確かめてはいけません。

具体例で使う

誤りA:豆電球の先端と側面を両方とも電池の+極へつないだ。-極へ戻る道がないため、片方を-極側へつなぎ直します。

誤りB:図の交差部分を接続点と思い込んだ。黒丸がなければ道は交わらないとして、実際の接続を確認します。

誤りC:豆電球と並行に一本の導線をつないだ。電流が導線の近道へ集中する危険があるため、その導線を外します。

誤答を直して次の学びへつなげる

「ショート」は単に距離が短い回路という意味ではありません。電源の両極を抵抗の小さい道でほぼ直接結ぶ状態です。

豆電球が点かない原因を電池切れだけに決めつけず、閉回路を一か所ずつたどります。

次は、複雑な実物配線から点灯経路、断線の影響、ショートの有無を同時に判定します。

自分で確かめよう

確認1:豆電球の二接点を同じ極へつなぐと点く?

点きません。もう一方の極へ戻る閉じた道ができないためです。

確認2:ショート回路が危険な理由は?

抵抗の小さい道に大きな電流が流れ、導線や電池が発熱するためです。

確認3:交差する導線の接続は何で判断する?

接続点の印や実際の端子接続を確認します。見た目の交差だけでは判断しません。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。