端子と目盛りを対応させて読もう
このレッスンの役割
前のレッスンでは、電流計を安全につなぎ、最大範囲から測定を始めました。ここでは「どの端子を使ったか」と「針がどこを指したか」を組み合わせ、測定値を正確に読みます。
ゴールは、最大値÷区間数で一目盛りの値を求め、針の区間数を掛けて単位付きで答えられることです。
知る・理解する
同じ文字盤でも、500 mA端子なら右端が500 mA、50 mA端子なら右端が50 mAです。印刷された数字だけを読むのではなく、使った端子で文字盤全体の意味を決めます。
区間数は線の本数ではなく、線と線の間の数です。0から10まで10等分なら10区間です。斜めから見ると針と目盛りがずれるので、文字盤の正面から読みます。
具体例で使う
500 mA端子を使い、0〜10の目盛りで針が6を指したとします。一目盛りは500÷10=50 mA、測定値は50×6=300 mAです。
同じ針の位置でも50 mA端子なら、一目盛りは5 mA、測定値は30 mAです。針の位置だけでは値は決まりません。
読み取りの順は、端子→最大値→区間数→一目盛り→針→単位です。この順を答案の余白へ短く書くと、入試の計器問題でも取り違えを防げます。
誤答を直して次の学びへつなげる
「針が6だから6 A」は誤りです。6は文字盤上の位置にすぎません。使った端子による最大値を区間数で割り、はじめて一目盛りの値が決まります。
次は、AとmAを同じ単位へそろえ、異なる端子で読んだ測定値を比較します。
自分で確かめよう
確認1:一目盛りの値はどう求める?
選んだ端子が表す最大値を、文字盤の区間数で割ります。
確認2:500 mA端子、10区間、針が4なら何mA?
一目盛りは50 mAなので、50×4=200 mAです。
確認3:同じ針の位置なら、端子が違っても同じ値?
いいえ。端子が変わると文字盤全体の最大値と一目盛りの値が変わります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。