LESSON 01

電気回路の道筋をつかもう

未知の回路で点灯経路と安全性を判定しよう

未知の実物配線で点灯経路、断線の影響、ショートの有無を判断する。

未知の回路で点灯経路と安全性を判定しよう

このレッスンの役割

このセクションの仕上げです。複雑な実物配線や初見回路で、豆電球ごとの閉回路、断線の影響、ショート経路を同時に判断します。

ゴールは、部品の数や見た目ではなく、+極から-極までの連続した道を根拠に点灯と安全性を説明できることです。

知る・理解する

未知の回路は次の順で読みます。

  1. 電池の+極と-極へ印をつける。
  2. 調べる豆電球を一つ選ぶ。
  3. +極から豆電球を通り-極へ戻る道を色でたどる。
  4. スイッチ・断線・交差点で道が切れないか確認する。
  5. 器具を通らないショート経路がないか最後に確認する。
二つの枝をもつ未知回路の経路追跡電池から分岐した上枝の豆電球Aと下枝の豆電球Bを通る二つの閉回路を色分けし、一方の断線がもう一方へ及ぼす影響を調べる。 +電池- A B 枝ごとに一周を確認

分かれた枝がある回路では、一つの枝が切れても、別の枝に閉回路が残れば、その豆電球は点灯できます。

具体例で使う

上枝に豆電球A、下枝に豆電球Bがあり、それぞれ電池の両極へつながる回路を考えます。Aの枝だけ断線すると、Aは消えますが、Bの枝は一周できるのでBは点灯します。

共通部分が断線すると、両方の枝が電池へつながらなくなるため、AもBも消えます。

豆電球Aを迂回する導線が追加され、電池両極へ低抵抗の道ができるなら、点灯予測より先に危険なショートとして修正します。

誤答を直して次の学びへつなげる

部品が三つあるから三つとも点く、という数え方はできません。部品ごとの閉回路を調べます。

どこか一か所が切れれば必ず全部消えるとも限りません。切れた場所が共通部分か、一つの枝だけかを確認します。

次のセクションでは、実物配線を電気用図記号で回路図へ変換し、同じつながりを簡潔に表します。

自分で確かめよう

確認1:未知回路で最初に印をつけるものは?

電池の+極と-極です。そこから豆電球ごとの一周経路をたどります。

確認2:一つの枝だけ断線したら、他の枝も必ず消える?

必ずではありません。他の枝に独立した閉回路が残れば点灯できます。

確認3:点灯判定より先に確認する安全事項は?

電気器具を通らず電池両極を結ぶショート経路がないかです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。