立体の日周軌道を東・南・西・北の空へ変換しよう
前のレッスンでは、星の日周軌道を天の赤道と平行な円として描きました。今回は、その円の見えている部分を、地上から東・南・西・北を向いた空の図へ変換します。
まず知る:立体から見える曲線を取り出す目標
天球上の同じ円軌道でも、観測者が向く方位によって見える部分と傾きが変わります。日本付近では、東の空で星が左上がりに昇り、南の空で東から西へ弧を描き、西の空で右下がりに沈みます。北の空では天の北極付近を中心に反時計回りです。
| 向く空 | 動きの目安 | 最初に書く方位 |
|---|---|---|
| 東 | 地平線から昇る | 正面が東 |
| 南 | 左の東から右の西へ | 左E・右W |
| 西 | 地平線へ沈む | 正面が西 |
| 北 | 北極星付近を反時計回り | 左W・右E |
理解する:具体例で南向きと北向きを変換する
南の空を向くと、東は左、西は右です。星は左から上がり、南中して右へ下がります。北の空を向くと、東西の左右が反転し、天の北極を中心とする円の一部が見えます。図を暗記する前に、自分がその方角を向いて立つ姿を想像します。
使う:間違いを直して方向を確かめる
「どの空でも左が東」は誤りです。まず図の下へ方位を書きます。また、北の空の回転中心を必ず天頂に置くのも誤りです。中心は天の北極で、その高度は観測地の緯度に対応します。
理解チェック1:南の空を向いたとき、東は左右どちら?
左側です。星は左から右へ進みます。理解チェック2:北の空の回転中心はどこ?
北極星に近い天の北極です。転用する:まとめを模型の誤解修正へつなぐ
立体図の円軌道と方位別の空は、観測者・地平線・見る向きをそろえれば変換できます。次は、天球が実物の殻である、星が同じ距離にある、地平線が地球の赤道であるという模型の誤解を修正します。
理解チェック3:北の空を向いたときの左右の方位は?
左が西、右が東です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。