LESSON 01

南中高度と影の長さ

平行な太陽光線から影の向きと長さを説明しよう

太陽光・棒・地面の三角形から、影の向きと高度による長さの変化を説明します。

平行な太陽光線から影の向きと長さを説明しよう

前のレッスンで、鉛直な棒と水平面を使う測定法を整えました。今回は太陽光、棒、地面でできる三角形を使い、影の向きと長さを説明します。図を見ずに「なぜ反対へ伸び、なぜ短くなるか」を言えることが目標です。

まず知る:光線モデルを読む目標

図の要素 表すもの 読み取る関係
斜めの平行線 遠い太陽から届く光 光の来る方向
鉛直線 高さ
水平線 地面 影を測る基準
棒の根元から暗い側の線分 太陽と反対向き

太陽光・棒・影が作る直角三角形右上の太陽から左下へ届く平行光線が鉛直な棒に遮られ、棒の左側へ影が伸びる影:太陽と反対側

理解する:具体例で角度を変える

棒の高さを固定し、光線を地面に近い浅い角度へすると、棒の先端を通る光が地面と交わる点は遠くなります。影は長くなります。光線を上から急な角度へすると交点は棒へ近づき、影は短くなります。三角形の高さは同じで、底辺だけが変わると見ると分かります。

影は、棒が太陽光をさえぎる側にできます。太陽が南にあれば、日本の水平面上の影は北側へ伸びます。午前と午後では太陽方位が変わるため、影の方位も反対側へ回ります。

使う:間違いを直して向きと長さを確かめる

「影は太陽を指す」という誤答は、光の来る向きと影の伸びる向きを同じにしたことが原因です。太陽から棒へ光線を引き、その延長で光が届かない側を影にします。長さは棒の先端を通る境界光線と地面の交点までです。

理解チェック1:太陽が南なら影はどちらへ?北側へ伸びます。
理解チェック2:同じ棒で光が急になると影は?短くなります。

転用する:まとめを比例とグラフへつなぐ

同じ時刻・同じ場所では太陽光線の角度が同じなので、異なる高さの棒が作る三角形は相似になります。次はこの比例と、一日の影長グラフを使って未知の高さや南中時刻を求めます。

理解チェック3:同時刻の二本の棒で共通するものは?太陽光線の角度で、できる直角三角形は相似になります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。