季節を生む三条件を地球モデルで見つけよう
前のセクションまでに、夏は太陽経路が高く昼が長く、影が短いという観測結果を確かめました。ここからは「なぜ毎年くり返すのか」を説明します。最初の目標は、季節変化に必要な三条件を一つの因果としてそろえることです。
まず知る:三条件をそろえる目標
| 条件 | 地球で起きていること | 季節への役割 |
|---|---|---|
| 地軸の傾き | 公転面に垂直な方向から約23.4°傾く | 南北半球で日射条件に差ができる |
| 傾く向きの保持 | 公転中も地軸はほぼ同じ方向を向く | 太陽側へ傾く半球が半年で入れ替わる |
| 地球の公転 | 約1年で太陽の周りを一周 | 条件の変化が一年周期でくり返す |
理解する:具体例で一条件ずつ外す
地軸が傾かず公転する仮想地球では、同じ緯度の日射条件は季節によって大きく変わりません。地軸が傾いていても地球が同じ場所に止まれば、毎年の周期的な入れ替わりは起こりません。また、公転中に地軸が常に太陽側へ向き直るなら、一方の半球がずっと似た条件になります。
したがって「傾き」「向きの保持」「公転」を組み合わせて考えます。
使う:間違いを直して三条件を確かめる
「公転するから季節ができる」だけでは、地軸が傾いていない場合を説明できません。「地軸が傾いているから」だけでは、一年周期の変化を説明できません。答案では、地軸が傾いたままほぼ同じ方向を保ち、地球が公転するため、とつなげます。
理解チェック1:公転中の地軸の向きは?
短い時間尺度では、空間に対してほぼ同じ方向を保ちます。理解チェック2:地軸が傾かない仮想地球では?
現在のような大きな季節による日射条件の差は生まれにくくなります。転用する:まとめを模型操作へつなぐ
三条件を図で見分けられたら、次はランプと地球儀で再現します。地球儀を運ぶときに軸を回してしまわず、太陽との距離も意図せず変えないことが重要です。
理解チェック3:季節の一年周期を生む運動は?
地球の公転です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。