LESSON 01

星が見える時刻を計算する

早い・遅いと日付またぎの誤答を直そう

符号、午前午後、24時越え、計算上の位置と可視性に関する誤答を修正する。

早い・遅いと日付またぎの誤答を直そう

前のレッスンでは、月差と位置差を二段階に分けました。今回は、正しい公式を知っていても起こりやすい、符号・午前午後・24時越え・実際の見え方の誤答を修正します。

まず知る:四つの誤答を分類する目標

誤答 原因 修正
未来の月で時刻を足す 早い・遅いが逆 未来は基準から引く
−2時と答える 日付またぎ忘れ 前日の22時へ直す
14時だから星が見える 位置と可視性を混同 昼の明るさを確認
西の位置で時刻を引く 日周運動が逆 西は南中後なので足す

星の時刻計算を四つの点検で修正する未来過去の符号、東西の順、二十四時の日付変換、昼夜の可視性を順に点検する未来・過去東・西日付またぎ昼・夜答えの単位と現実性まで確認する

理解する:具体例で答えを現実へ戻す

基準22時から6か月後なら、22−12=10時です。計算上、その星は10時ごろ同じ位置にありますが、昼の空が明るく肉眼では見えません。「位置にある」と「観察できる」は別です。また基準2時から2か月後なら、2−4=−2時ではなく前日の22時です。

使う:間違いを直して四段階で確かめる

答えを出したら、未来なら早くなったか、東から南を通り西へ進む順に合うか、0〜24時へ直したか、その時刻に空は暗いかを確認します。概算なので、問題が「約」を求めているときに分単位まで断定しません。

理解チェック1:18時を基準に10か月後なら計算上何時?18−20=−2時なので、前日の22時ごろです。
理解チェック2:計算結果が正午でも星はその位置にある?位置にはありますが、太陽光で空が明るく肉眼では見えにくいです。

転用する:まとめを初見資料の逆算へつなぐ

公式の前後に、条件整理と現実性の確認を置くことで誤答を減らせます。次は、月日・時刻・方位のどれかが空欄になった初見の観測表で、必要な規則を選び逆算します。

理解チェック3:西30°の位置へ進む時刻は南中時刻より早い?遅い時刻です。日周運動で南から西へ進むには時間がたつからです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。