LESSON 01

地球の公転と太陽・星座の位置

公転図の上下・昼夜・星座方向の誤答を直そう

太陽光・観測者・視線の三本の補助線で、公転図の典型的な誤答を修正する。

公転図の上下・昼夜・星座方向の誤答を直そう

前のレッスンでは、公転で真夜中に見やすい星座を決め、自転で夕方から明け方までの位置を追いました。今回は、公転図で起きやすい三つの誤答を、線と観測者を使って直します。

まず知る:誤答を原因別に直す目標

誤答 ずれた基準 直し方
図の上の地球は夏 紙面の上下を季節と混同 地軸と日射条件を見る
太陽方向の星座が真夜中に見える 昼夜を逆にした 反太陽方向へ視線を伸ばす
夜側なら全部真夜中 時刻の位置を省略 夜側中央と境界を分ける

公転図の誤答を三本の補助線で直す太陽光の線で昼夜を分け地球中心と観測者の線で時刻を置き太陽と反対の線で夜に見える星座を選ぶ1 太陽光で昼夜2 中心線で観測者3 反対へ視線

理解する:具体例で三本の補助線を使う

第一に太陽から地球へ光の線を引き、昼側と夜側を分けます。第二に地球中心と観測者を結び、正午・夕方・真夜中・明け方を置きます。第三に真夜中の観測者から太陽と反対方向へ視線を伸ばし、その先の星座を選びます。

公転図を回転させても、この三本の線の関係は変わりません。星座の名前を暗記するより、配置から毎回組み立てる方が初見図に強くなります。

使う:間違いを直して説明を確かめる

「地球の影の中に星座があるから見える」という説明も不正確です。星座は地球の影よりはるか遠く、夜になるのは観測地点が太陽と反対側を向くためです。「影」だけでなく、観測者と視線を示します。また太陽方向の星座も存在しますが、太陽光で空が明るく肉眼では見えにくいと直します。

理解チェック1:図の上下だけで季節を決められる?決められません。地軸の傾く向きや日射条件などの根拠が必要です。
理解チェック2:真夜中の星座を選ぶ一本の線は?地球から太陽と反対方向へ伸ばした線です。

転用する:まとめを初見の公転図へつなぐ

誤答を直す順番は、太陽光 → 観測者の時刻 → 視線 → 星座です。答えが合わないときは、どの線を省いたかを確認します。次はこの方法を使い、名前や配置が変わった初見の公転図から見える星座を判定します。

理解チェック3:太陽方向の星座が夜に見えにくい本当の理由は?その方向が昼の太陽と重なり、太陽光で空が明るいからです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。