LESSON 01

季節で変わる太陽の通り道

夏至・春秋分・冬至の太陽経路を高さで比べよう

日本で見える夏至・春秋分・冬至の太陽経路を、高さと長さで比較します。

夏至・春秋分・冬至の太陽経路を高さで比べよう

前のセクションでは、北極上空図と地上の空の図を同じ観測場面へ変換しました。ここからは日本の同じ地点で、季節によって太陽の通り道がどう変わるかを比べます。最初の目標は、夏至・春分秋分・冬至の三本を高さで正しく並べることです。

まず知る:三本の経路を並べる目標

季節の代表日 太陽の通り道 南中高度 昼の長さ
夏至ごろ 最も高く、地平線上の部分が長い 最も高い 最も長い
春分・秋分ごろ 中間 中間 約12時間
冬至ごろ 最も低く、地平線上の部分が短い 最も低い 最も短い

日本で見る季節別の太陽経路東から南を通り西へ進む太陽の経路が夏至は高く長く、春分秋分は中間、冬至は低く短い夏至春分・秋分冬至東側西側

理解する:具体例で同じ時刻を比べる

同じ地点の正午ごろを比べると、太陽は夏至に最も高く、冬至に最も低く見えます。日の出から日の入りまでの弧も、夏至は地平線上に長く、冬至は短くなります。ここでは観測される違いを整理し、地軸の傾きによる原因は後のセクションで扱います。

使う:間違いを直して経路を確かめる

三本の弧がある図で、一番長いから冬至とするのは逆です。日本では高く長い経路が夏至、低く短い経路が冬至です。春分・秋分は中間で、二つの日の経路はほぼ同じです。弧の高さだけでなく、地平線との交点も確認します。

理解チェック1:最も南中高度が高いのは?夏至ごろです。
理解チェック2:春分と秋分の経路の関係は?ほぼ同じで、夏至と冬至の中間です。

転用する:まとめを観測方法へつなぐ

三本を高い順に夏至、春秋分、冬至と並べられれば、次はその違いを公平に記録します。同じ地点・方位・時刻間隔で比べないと、季節差と観測条件の差を区別できません。

理解チェック3:低く短い経路から判定できる季節は?日本では冬至ごろです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。