LESSON 01

季節で変わる太陽の通り道

初見の太陽経路図から季節・方位・昼の長さを判定しよう

初見の太陽経路図と時刻資料を統合し、季節・方位・昼の長さを判定します。

初見の太陽経路図から季節・方位・昼の長さを判定しよう

このセクションの仕上げです。初見の太陽経路図に方位、南中高度、日の出・日の入り時刻が与えられたとき、一つの手がかりだけで決めず、複数の証拠を同じ季節へ結びます。次の影の学習へ渡せる判断を完成させます。

まず知る:総合判定の順番を決める目標

順番 見る資料 判定すること
1 三本の弧の高低 夏至・春秋分・冬至の候補
2 日の出・日の入り方位 北寄り・真東西・南寄り
3 日の出・日の入り時刻 昼の長さ
4 正午の高度 高いほど影が短い予測

太陽経路図から季節を統合判定する高く長い経路、北寄りの日の出入り、長い昼という三証拠が夏至ごろへ集まる高く長い経路北寄りの方位昼が長い夏至ごろ

理解する:具体例で三証拠を統合する

資料Aは、三本中で最も高い弧、日の出4時40分・北東側、日の入り18時55分・北西側を示すとします。昼は14時間15分です。高い経路、北寄りの方位、長い昼がすべて夏至ごろを支持します。数字が例と完全一致しなくても、関係がそろうことを重視します。

資料Bが低い弧、南東から日の出、南西へ日の入り、昼10時間なら冬至ごろです。春分・秋分は中間の弧、ほぼ真東・真西、昼約12時間を組み合わせます。

使う:間違いを直して判定を確かめる

日の出が早いという一項目だけで夏至と決めるのは不十分です。地点や時刻制度の影響を受けるため、同じ地点の比較かを確認し、経路の高低と方位でも確かめます。証拠が矛盾する場合は、図の方位、日付、観測地点のどれかを読み違えていないか戻ります。

理解チェック1:夏至を支持する三証拠は?高く長い経路、北寄りの日の出・日の入り方位、長い昼です。
理解チェック2:昼長はどう求める?日の入り時刻から日の出時刻を引きます。

転用する:まとめを影の長さへつなぐ

太陽の経路が高いほど、同じ長さの棒が作る影は短くなると予測できます。次のセクションでは、南中高度と影の長さを図と測定値で結び、季節や時刻をさらに判断します。

理解チェック3:最も低い経路で予測する正午の影は?三つの代表日の中では最も長くなります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。