太陽が東から南の空を通り西へ進む見かけの運動を整理しよう
前のセクションでは、透明半球に太陽の位置を記録しました。今回は、その点列を空全体の一日の動きとして言葉にします。太陽の方向が時間とともに変わって見える現象を、太陽の日周運動といいます。
まず知る:一日の方位と高さを整理する目標
| 時間帯 | 太陽が見える主な側 | 高度の変化 |
|---|---|---|
| 朝 | 東側の空 | 低い位置から高くなる |
| 南中付近 | 南の空 | 一日の中で最も高い |
| 夕方 | 西側の空 | 低くなり地平線へ近づく |
ここでいう「東から西へ」は見かけの運動です。この観測だけで、太陽が実際に地球の周りを一日で回るとは言えません。
理解する:具体例で方位と時間を結ぶ
午前9時に南東、正午ごろに南、午後3時に南西へ見えたなら、時間順の矢印は南東→南→南西です。同時に高度は上がってから下がります。一直線に東から西へ横移動するのではなく、空に弧を描きます。
使う:間違いを直して日周運動を確かめる
「太陽は東の低い空から、真上を通って、西の低い空へ進む」は一般には誤りです。日本付近では通常、南の空で最も高くなります。方位と高度を別々に記述します。
理解チェック1:午前から南中まで高度はどうなる?
高くなります。南中付近で一日の最高高度になります。理解チェック2:日周運動は何が直接観測された言葉?
地上から見た太陽の方向が一日の中で変わる、見かけの運動です。転用する:まとめを南中の読み取りへつなぐ
一日の軌跡を方位と高さで言えれば、次に曲線の最高点を読み取れます。その位置と時刻が南中・南中時刻です。
理解チェック3:午後の太陽が南西にあれば、次はどちらへ近づく?
西側の地平線へ近づき、高度は低くなります。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。