LESSON 01

星が見える時刻を計算する

月差から同じ位置に見える時刻を求めよう

未来月・過去月の月差から、同じ位置に見える時刻を正しい符号で計算する。

月差から同じ位置に見える時刻を求めよう

前のレッスンでは、一か月後ほど同じ位置へ約2時間早く来る理由を理解しました。今回は、基準日から未来・過去の月へ移り、同じ位置になる時計時刻を一段の式で求めます。

まず知る:月差と時刻差を結ぶ目標

計算手順は「月差を求める → 2時間を掛ける → 未来か過去かで引き足しを選ぶ」です。

移る向き 時刻の計算 意味
未来の月 基準時刻 − 2時間×月数 同じ位置へ早く来る
過去の月 基準時刻 + 2時間×月数 同じ位置へ遅く来る

基準月から未来と過去の時刻を計算する三月二十二時を基準に五月は四時間早い十八時で一月は四時間遅い翌日二時になる3月 22時基準位置2か月前1月 翌2時2か月後5月 18時過去は足す 未来は引く

理解する:具体例で未来と過去を計算する

3月15日22時に南中した星座を5月15日に同じ位置で見るなら、2か月後なので22時−2時間×2=18時です。1月15日なら2か月前なので、22時+4時間=翌日の2時です。24時を超えたら翌日、0時より前になったら前日へ直します。

使う:間違いを直して式を確かめる

月名だけを見て数字を引くのではなく、時間の流れを矢印で書きます。未来へ進む矢印なら時刻は早くなるため引き算、過去へ戻る矢印なら遅くなるため足し算です。答えの前に「何か月後・前」を言葉で書くと符号を点検できます。

理解チェック1:4月20時を基準に、7月の同じ位置は何時?3か月後なので20時−6時間=14時ごろです。
理解チェック2:4月20時を基準に、2月の同じ位置は何時?2か月前なので20時+4時間=24時、つまり翌日の0時ごろです。

転用する:まとめを二段階計算へつなぐ

同じ位置の時刻なら、未来は引く・過去は足すという規則で求められます。ただし次の問題では、月も位置も変わります。次はまず月差で同じ位置の時刻を求め、さらに一晩の位置差を加える二段階計算へ進みます。

理解チェック3:計算結果が26時ならどう表す?24時間を引き、翌日の2時と表します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。