LESSON 01

地球の公転と太陽・星座の位置

初見の公転図から見える星座を判定しよう

未知の公転位置と観測時刻から、見える星座と空の方向を根拠付きで判定する。

初見の公転図から見える星座を判定しよう

前のレッスンでは、公転図の誤答を三本の補助線で修正しました。このセクションの最後は、星座名や地球位置が初めて見る配置でも、観測時刻に見える星座とその方向を根拠付きで判定します。

まず知る:初見図で完成させる目標

  1. 太陽光の向きを確認する。
  2. 地球の昼側・夜側を分ける。
  3. 指定時刻の観測者を地球表面へ置く。
  4. 観測者から外へ視線を伸ばす。
  5. 視線の先の星座を選ぶ。
  6. 必要なら自転で夕方・真夜中・明け方の位置へ動かす。
設問 中心となる判断
真夜中に見える星座 太陽と反対方向
太陽と同じ方向の星座 昼に重なり見えにくい
夕方・明け方の位置 自転による日周運動を加える

初見の公転図を解く判断経路太陽光から昼夜を決め観測時刻に人を置き視線を伸ばして星座を選び自転で空の位置を決める太陽光昼夜観測者視線星座と空の位置答えではなく、線を引く順番を再現する

理解する:具体例で未知の配置を解く

背景に星座P・Q・R・Sが90°ずつ並ぶ公転図で、地球から太陽方向にP、反対方向にRがあるとします。真夜中ならRが見やすく、Pは太陽と同じ方向で見えにくいと判断します。夕方ならRは東、明け方なら西にあるのが目安です。

地球が公転して別の位置へ移れば、同じ手順を最初からやり直します。「冬は必ずR」のように名前だけを固定しません。

使う:間違いを直し根拠を確かめる

答案は「Rだから」では不十分です。「観測者は真夜中に太陽と反対方向を向き、その方向にRがあるから」と、時刻・方向・星座をつなげます。異なる図で答えが変わっても、根拠の型は同じです。

理解チェック1:真夜中の設問で最初に引く線は?地球と太陽を結ぶ線です。その反対方向が真夜中の視線になります。
理解チェック2:星座名だけを季節と結び付けてはいけないのはなぜ?公転図の配置や地球の位置が変われば、太陽方向と反対方向も変わるからです。

転用する:まとめを星が見える時刻の計算へつなぐ

このセクションで、宇宙からの配置を地上の空へ変換し、太陽方向・反対方向・一晩の位置を判定できるようになりました。次の「星が見える時刻を計算する」では、この空間関係に約2時間/月や約15°/時を加え、具体的な観測時刻を求めます。

理解チェック3:初見公転図を解く順番を短く言うと?太陽光、昼夜、観測者、視線、星座、自転による空の位置の順です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。