初見の公転図から見える星座を判定しよう
前のレッスンでは、公転図の誤答を三本の補助線で修正しました。このセクションの最後は、星座名や地球位置が初めて見る配置でも、観測時刻に見える星座とその方向を根拠付きで判定します。
まず知る:初見図で完成させる目標
- 太陽光の向きを確認する。
- 地球の昼側・夜側を分ける。
- 指定時刻の観測者を地球表面へ置く。
- 観測者から外へ視線を伸ばす。
- 視線の先の星座を選ぶ。
- 必要なら自転で夕方・真夜中・明け方の位置へ動かす。
| 設問 | 中心となる判断 |
|---|---|
| 真夜中に見える星座 | 太陽と反対方向 |
| 太陽と同じ方向の星座 | 昼に重なり見えにくい |
| 夕方・明け方の位置 | 自転による日周運動を加える |
理解する:具体例で未知の配置を解く
背景に星座P・Q・R・Sが90°ずつ並ぶ公転図で、地球から太陽方向にP、反対方向にRがあるとします。真夜中ならRが見やすく、Pは太陽と同じ方向で見えにくいと判断します。夕方ならRは東、明け方なら西にあるのが目安です。
地球が公転して別の位置へ移れば、同じ手順を最初からやり直します。「冬は必ずR」のように名前だけを固定しません。
使う:間違いを直し根拠を確かめる
答案は「Rだから」では不十分です。「観測者は真夜中に太陽と反対方向を向き、その方向にRがあるから」と、時刻・方向・星座をつなげます。異なる図で答えが変わっても、根拠の型は同じです。
理解チェック1:真夜中の設問で最初に引く線は?
地球と太陽を結ぶ線です。その反対方向が真夜中の視線になります。理解チェック2:星座名だけを季節と結び付けてはいけないのはなぜ?
公転図の配置や地球の位置が変われば、太陽方向と反対方向も変わるからです。転用する:まとめを星が見える時刻の計算へつなぐ
このセクションで、宇宙からの配置を地上の空へ変換し、太陽方向・反対方向・一晩の位置を判定できるようになりました。次の「星が見える時刻を計算する」では、この空間関係に約2時間/月や約15°/時を加え、具体的な観測時刻を求めます。
理解チェック3:初見公転図を解く順番を短く言うと?
太陽光、昼夜、観測者、視線、星座、自転による空の位置の順です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。