LESSON 01

日周・年周運動の入試総合

設問の条件から使う天体技能を選ぼう

時刻差・月差・観測器具・公転配置などの条件から、使う天体技能を選ぶ。

設問の条件から使う天体技能を選ぼう

前のセクションまでに、透明半球、星の日周運動、自転・公転、星の時刻計算、天球モデルを一つずつ学びました。この総合セクションでは、問題文から必要な技能を自分で選びます。最初の役割は、設問の条件を技能へ結び付けることです。

まず知る:条件から解法を選ぶ目標

設問にある条件 最初に選ぶ技能
同じ日の異なる時刻 日周運動、約15°/時
異なる月の同じ時刻 年周運動、約30°/月
異なる月の同じ位置 約2時間/月
太陽・地球・星座の配置 公転図と反太陽方向
地平線・天頂・天の北極 天球モデル

設問条件を天体技能へ分類する分岐時刻差なら日周運動、月差なら年周運動、太陽地球配置なら公転図、軸と地平線なら天球モデルを選ぶ設問の条件を囲む時刻差日周運動月差年周運動太陽・地球公転図軸・地平線天球

理解する:具体例で選択理由を言う

「1月の22時に南中した星が、3月に同じ位置へ来る時刻」を問うなら、異なる月・同じ位置なので約2時間/月を選びます。「3時間後の星の位置」なら、同じ日の時刻差なので15°/時です。公式名だけでなく、どの条件に合うから選んだかを一文で言います。

使う:間違いを直して選択を確かめる

直前に練習した公式を毎問使うのは危険です。「月」という語があっても、同じ月の月齢問題とは限りません。日付・時刻・位置・視点のうち、何が同じで何が変わるかを表にしてから選びます。

理解チェック1:同じ日の4時間差に使う目安は?日周運動の約15°/時です。
理解チェック2:半年後の真夜中に見える星座を公転図で選ぶときの中心技能は?地球から太陽と反対方向の星座を選ぶ技能です。

転用する:まとめを複数資料の条件整理へつなぐ

設問条件から技能を選べれば、総合問題を小さな既習技能へ分解できます。次は、透明半球・星空写真・公転図に書かれた地点・方位・日付・時刻・視点を一つの表へそろえます。

理解チェック3:天球図で最初に確認するものは?中心の観測者、地平線、見る方位などの視点です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。