天体答案の最初にずれた一行を直そう
前のレッスンでは、月差と位置差を二行に分けて計算しました。今回は、天体問題の誤答を「方位・視点・時間単位・原因」に分類し、最初に正しくなくなった一行から直します。
まず知る:誤答の発生源を分類する目標
| 誤答の型 | 最初のずれ | 戻る確認 |
|---|---|---|
| 南向き図で右を東とした | 方位 | 南向きは左E・右W |
| 公転図の左右を地上の空にした | 視点 | 観測者と視線を置く |
| 月差へ15°/時を使った | 単位 | 2時間/月または30°/月 |
| 月ごとの変化を自転で説明した | 原因 | 同時刻なら公転 |
理解する:具体例で最初の誤りを特定する
ある答案が「南向きの図で星は右から左へ進む。したがって西から東へ動く」と書いたなら、最初の誤りは南向き図の方位です。南向きでは左が東、右が西なので、星は左から右、東から西へ進みます。最後の用語だけ直しても、図の読み方は改善しません。
使う:間違いを直して戻り先を確かめる
正しい数値でも原因が誤っていれば、記述答案としては不十分です。例えば「1時間15°は地球の公転による」は、数値は合っても原因が違います。自転と日周運動のレッスンへ戻り、原因の行を直します。
理解チェック1:誤答は最終答だけ直せばよい?
いいえ。最初に正しくなくなった行を見つけ、そこから後を直します。理解チェック2:月差へ15°/時を使った誤りの種類は?
時間と月の単位に合う規則を選べていない、単位・規則選択の誤りです。転用する:まとめを初見総合資料へつなぐ
条件 → 方位・視点 → 規則 → 計算 → 結論の順で点検すると、戻るべき技能が分かります。次は、この点検順を使って、透明半球・星空写真・公転図・時刻表を含む初見の総合資料を解きます。
理解チェック3:数値は正しいが原因が違う答案は正解?
記述では正解とはいえません。観測事実と正しい自転・公転モデルを結ぶ必要があります。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。