LESSON 01

日周・年周運動の入試総合

天体答案の最初にずれた一行を直そう

方位・視点・時間単位・原因の誤答を分類し、最初にずれた行から修正する。

天体答案の最初にずれた一行を直そう

前のレッスンでは、月差と位置差を二行に分けて計算しました。今回は、天体問題の誤答を「方位・視点・時間単位・原因」に分類し、最初に正しくなくなった一行から直します。

まず知る:誤答の発生源を分類する目標

誤答の型 最初のずれ 戻る確認
南向き図で右を東とした 方位 南向きは左E・右W
公転図の左右を地上の空にした 視点 観測者と視線を置く
月差へ15°/時を使った 単位 2時間/月または30°/月
月ごとの変化を自転で説明した 原因 同時刻なら公転

天体答案を最初の誤りから修正する答案の条件整理、方位と視点、規則の選択、計算、結論を上から点検し最初にずれた行から書き直す条件方位・視点規則計算結論最初の×より後ろを全部やり直す

理解する:具体例で最初の誤りを特定する

ある答案が「南向きの図で星は右から左へ進む。したがって西から東へ動く」と書いたなら、最初の誤りは南向き図の方位です。南向きでは左が東、右が西なので、星は左から右、東から西へ進みます。最後の用語だけ直しても、図の読み方は改善しません。

使う:間違いを直して戻り先を確かめる

正しい数値でも原因が誤っていれば、記述答案としては不十分です。例えば「1時間15°は地球の公転による」は、数値は合っても原因が違います。自転と日周運動のレッスンへ戻り、原因の行を直します。

理解チェック1:誤答は最終答だけ直せばよい?いいえ。最初に正しくなくなった行を見つけ、そこから後を直します。
理解チェック2:月差へ15°/時を使った誤りの種類は?時間と月の単位に合う規則を選べていない、単位・規則選択の誤りです。

転用する:まとめを初見総合資料へつなぐ

条件 → 方位・視点 → 規則 → 計算 → 結論の順で点検すると、戻るべき技能が分かります。次は、この点検順を使って、透明半球・星空写真・公転図・時刻表を含む初見の総合資料を解きます。

理解チェック3:数値は正しいが原因が違う答案は正解?記述では正解とはいえません。観測事実と正しい自転・公転モデルを結ぶ必要があります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。