LESSON 01

因数分解して解こう

因数分解による解法の誤答を診断しよう

右辺0への整理、因数分解、ゼロ積、解の列挙を段階別に点検し、最初の誤りへ戻って修正する。

因数分解による解法の誤答を診断しよう

このレッスンの役割

このレッスンは5 / 5、因数分解による解法の出口です。右辺0、因数分解、二本の一次方程式、検算を受け取り、答案の最初の誤りを診断します。完成の目安は、誤りの種類と戻る段階を説明できることです。

おすすめの学び方

答案を四段階へ区切り、各行を一つ前の行と比べます。最終答案だけを見ず、式の意味が初めて変わった場所へ印を付けましょう。

今日の問い

x²+x=6 を解く三つの答案には、どのような違いがあるでしょうか。

最初の誤りを探す

答案A:x²+x+6=0

右辺の6を左へ移す符号が違います。正しくは x²+x−6=0 です。

答案B:x²+x−6=(x+2)(x−3)

展開すると x²−x−6 なので中央の係数が一致しません。正しくは (x+3)(x−2) です。

答案C:(x+3)(x−2)=0 から x=2

x+3=0 の枝を落としています。解は x=−3, 2 です。

誤り 戻る場所 点検方法
移項の符号 右辺0 両辺へ同じ操作
因数の組 因数分解 展開して戻す
解が一つだけ ゼロ積 因数と式の本数を数える

よくある間違いと戻り方

全部を最初からやり直すだけでは弱点が分かりません。正しかった最後の行を見つけ、その次の一手だけを直してから続きを解きます。

自分で確かめよう

x²−4=0を(x−2)(x+2)=0とした後の解は?

x=2, −2 です。

x²−3x=4を右辺0にすると?

x²−3x−4=0 です。

次の「平方の形を作ろう」へ

因数分解できる式の解法が完成しました。次は、因数分解しにくい式を平方の形へ変える考え方を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。