LESSON 01

平方の形を作ろう

平方の形を作ろうを理解しよう

二次式を平方の形へ直す意味をつかみ、面積図、係数の半分、式変形、平方根による解法の順を見通す。

平方の形を作ろうを理解しよう

このレッスンの役割

このレッスンは「平方の形を作ろう」の1 / 5、平方完成への入口です。因数分解で解く方法を受け取り、因数分解しにくい式も x²=a 型へ近づけられる見通しをつかみます。完成の目安は、平方完成の目的と学ぶ順番を説明できることです。

おすすめの学び方

式だけを暗記せず、面積図と展開を行き来します。「xの係数を半分にする」「その平方を足して引く」を、なぜ必要か言葉にしてください。

今日の問い

x²+6x を、どのようにすれば (x+3)² を使って表せるでしょうか。

平方完成の見取り図

段階 見るもの 到達の目安
1 面積図 足りない小正方形を説明する
2 xの係数 半分の数を決める
3 式変形 足した分を引いて同じ式にする
4 方程式 平方根を使って解く

(x+3)² を展開すると x²+6x+9 です。したがって、

x²+6x=(x+3)²−9

となります。これが平方完成です。左の式を、平方を中心とした右の形へ書き換えています。式の値は変えていません。

因数分解では「積の形」を作りました。平方完成では「一つの式の平方」を作ります。形は違っても、すでに解ける形へ運ぶという考え方は同じです。

よくある間違いと戻り方

x²+6x=(x+3)² と9を消してしまう誤りがあります。右辺を展開して元の式へ戻るか確認し、余分な9を引きます。

自分で確かめよう

(x+4)²を展開すると?

x²+8x+16 です。

x²+8xを平方完成すると?

(x+4)²−16 です。

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次は、長方形を正方形へ組み替え、足りない面積が生まれる理由を目で確かめます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。